第92話体育祭は家庭科室でおこってるんじゃない。
今日の保健室は荒れていた。
主に荒れているのは、鈴木くんだ。
「なんで!僕を!呼ばなかったんだ!!」
魂がこもった叫びである。
野口君と加藤君が太郎に行った話に花を咲かせていた
そんな話を聞けば鈴木君の太郎行きたい欲も爆発する。
山内くんはも身を乗り出しているので、多分抗議しているのだろう
そんなわけで、会場は大荒れの様子を呈していた。
コンコンお面のお好み焼が食べたいだの。
魚介な太郎が食べたいだの言いたい放題である。
止めろお前らそれ作ったの僕じゃないか。
この話が長引けば僕にとばっちりしか来ない話であり、
黙って会話を聞きながら何故か残っていたハムカツサンド
にタルタルかけて食べてる余裕はないのかもしれない。
あのコンセプトお好みやはもう予約しても入れないほどパンパンに枠が埋まっている。
ソースダレから醤油ダレに変えたとたんにこの始末だ。
アミューズメントとかした、お好み焼き屋は回転率が悪すぎだが
客単価が高いので元が取れまくっているそうな・・・・。
特定の狐ファンクラブもできているらしく、もう、どうしてこうなった状態である。
それでもコンセプトお好み焼の全国展開する話は出ていないのは
あれはものすごく大変だからだ。
キャスとの教育と現状での積み重ねがクオリティーを高めているため全国展開すると客の満足度が下がってしまう。
やはりプレミア感が満足度を引き上げる秘訣なのだと
僕が語り小鳥遊グループお好みや全国展開計画はそくポシャッタわけだ。なので以前のお好み焼の値段よりもかなり値段が上がっているが予約パンパン状態で嬉しい悲鳴である。
ラーメン屋からお好み焼そしてコンビニの進出でさらに認知度がまして、太郎の店の待ち時間はウェブで掲載されるくらいに並ぶ。
そんな並ばないといけない太郎を並ばず食べられるというゴールデンパスポートを持つのは許嫁である野口君だ。
お好み焼も特別奥座席があるので野口君はすぐに食べられるだろう。
そんな太郎を愛する彼がいくら本物を掠らないような酷い出来な太郎でもコケにされれば烈火のごとく怒っていた。
新作の太郎が食べたいだの話があらぬ方向へそれているのだが、
僕は聞こえないふりで何とか最悪な事態を避けるべきなのだが、
そう体育祭の暇な時間に家庭科室を借りて太郎を作ろうという変な話をしている。
体育祭なのに家庭科室とかわけわかりませんなのだ。
太郎はまだ変身を2つ残している。
変身するたびパワーは増すかも。
それを知られてしまえば、また小鳥遊グループ拉致事件が発生しかねない。
新作情報は秒で太郎厨房へと伝わる。
中川店長が店を放り出し即駆けつけるだろう。
あの長蛇の列を放置し、アルバイトなどに仕事を押し付けて
飛んでくるのだ。
そして、小鳥遊お嬢様も何故かそこにいるという
不思議空間が生まれてしまうのは予測できる。
これはまずい展開になるってしまう。
僕に飛び火しないでくれと願うばかりだ。
自称家太郎研究家の野口君の料理でも振舞えばいいのでは?そう思ったことがあるだろう。
彼はあまりの情熱のあまり斜め上方向へと走ってしまうのだ。
斬新さへと全力で舵をきってしまうため、まあ太郎としてはそんなに美味しくないものができあがる
愛情が深すぎるあまりの惨劇といっても間違いないだろう。
鈴木君の許嫁がお泊りデートしたいと食事会でいいだしているらしいのだが何それ?うらやましいんですけど??
鈴木君は超絶話逸らしとお稽古で大変という感じで何とか回避しているが、その席僕に譲ってくれない??なんて思うが
保健室メンバーは許嫁とお泊りと行くだけでこの世の終わりみたいな表情をしているから不思議だ。
とりあえず家庭科室レンタルプランの話が流れたようで
ほっと一安心している。
それにしても、ウェブ番組まで太郎のステマするくらい
小鳥遊グループのお怒りをしずめるテレビ局必死過ぎだろ・・・。
SNSでは今回の謝罪の件でテレビ局ザマ―という話題で持ち切りだし、当分謝罪キャンペーンは続きそうなそんな感じがしている。
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この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
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