歌2025/05/02

歌2025/05/02


ページを捲る手が止まった深夜2時

震えながら大粒の涙を流す独りの夜


静かに、ただ、声を呑んで

独りなのになって嘲りながら

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の繰り返し


どんな痛みも苦しみもなにもかも比較にならん程の恐怖

続きを読むことさえできない時

誰かの肩を借りたくなる夜もあった

それの繰り返し

それの繰り返しで僕ら生きてる


息を吸う吐く

息を吸う吐く

息を吸う吐く

息を吸って…


どんな痛みも苦しみもなにもかも比較にならん程の恐怖

それでもページを捲る手だけは止めちゃいけなくて

息を吸う吐く

息を吸う吐く

息を吸う吐く

息を吸って…


満身創痍傷だらけ

引き摺る足もすり減っていて

剥き出しの心はもうきっと

元の形に戻れないけど

今だけ今だけでも抱きしめ合ってさ

それで遠い未来まで語られるような

木になって

溶け合おう

沙羅双樹のように

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