第05話 危機一髪と危機一発

「危機一髪」の語源は、

中国の思想家・韓愈が記した

『与益尚書書』の一節

「其の危うき事一髪の千鈞を引くが如し」

であるといわれている

(千鈞=約18トン)。

この一節は、髪の毛一本のわずかな差が影響を及ぼすほど、非常に危険であることを、

「18トンの重りを一本の髪の毛で釣り上げるかのようだ」

と表現した言葉だ。

(出典:Google)


「危機一発」の方は頂いたレビューのように

有名な映画評論家が、

スパイ映画のサブタイトルに

使用したことで有名になり、

一部の中学生は真剣に漢字の書き取りで

「髪」「発」ヘマをしたようだ。


一汁三菜と言うのも造語。

一汁一菜と言う表記が正しい。


軌跡と言う熟語も

奇跡と混同し易い。

自動変換時代の弊害だ。


今日、改めて

危機一髪について学んだ。

こう言う機会だからこそ

学べるのかも知れない。

バーニャカウダジェンガの

作品愛が溢れ出して

立ち去り難い誰彼時。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

バーニャカウダジェンガ 作家:岩永桂 @iek2145

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ