第04話 アイデアは嫡男

バーニャカウダジェンガを

提案するに当たって、

本家ジェンガの1ブロックに相当する部品を野菜で表現するには、

沢山の屑野菜が排出されるだろう。


そこで閃いたのは、

純正野菜スティックは

塔に何度もリリースして、

上手くジェンガ出来た野菜を

屑野菜から選んでディップするのは

どうだろう?


純正野菜スティックを

ジェンガ一式揃えるのは至難の業だし、

野菜スティックには寿命がある。


飴細工のように、

氷の彫刻のように、

繊細な関与で創る令和の玩具。

何かの企画で既にやっていたら、

それこそ危機一髪だが、

思慮深くアイデアを練ったので、

この子も自慢の我が子です!

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