十三
慶長八(一六〇三)年、為信は築城を徳川に許可を得て、鷹岡の地に城を築き始めるための準備を開始した。
この年の初め頃まで信建と共に京にいたが、許可を得た後、彼に後事を託して一足先に帰国したおかげで、自身と福の意向を遠慮なく注ぎ込むことができている。
城の構造から城下町の構成など、彼女と共に様々な思いを詰め込み、四月の春の穏やかさを通り越して夏の暑さのような情熱を持って皆に指示を下す。
ただ、このところその中で、頭痛や目眩が起こるのは悩みの種となっている。
この日も町割について、家臣達と議論を交わしている時、症状が多々あった。
「体が衰えているのかもな」
「年には抗えない。仕方ないわ」
気怠げに脇息に体を預ける彼を横目に平淡な口調で福は答える。期待はしていなかったが、どれだけの年を重ねようと彼女の自分に関わること以外への無関心さは変わらない。
夜更けに差し掛かっているとはいえ、まだまだ続く冷え込みに為信は身を縮ませる。
「ま、もう相手してないし、仕方ないか……」
「何か言ったか」
「いや、何でも」
これ以上何も聞くなと鼻を鳴らしてそっぽを向いてしまった。
気まずさから縁側に出る。星が見えるが、愛でる間もなく寝室に引き返す。夜風の寒さが思わず身震いを起こし、体に響いてしまいそうになる。
今までならこのようなことは無かったのだが、このところ思うようにならないことが多い。
「……そろそろ、か」
信建から使いが来たのは翌日のことだった。
「若殿より使いが参っております」
あの一件から猛省をしたのか、跡継ぎとして朝廷、幕府とのやり取り、領国内の政に精を出している。時折、空回りすることもあるが、指摘をすればすぐに直し、以前よりも大きな過失を犯さなくなっていた。
目付け役として信枚も合わせて上洛させたのが効いたのだろう。信枚は兄のことを良く補佐しているのか、大きな問題を起こしている報告は受けていない。
少しばかり領国内の仕事は大変になっているが、微々たるものだ。
信建は上洛してから貴族と様々なやり取りを交わし、その関係性をより強固なものにしている。
だが、送られてきた書状にはそのことを記されつつも、最後の報告がそれまでの内容を吹き飛ばす衝撃さを持っていた。
「平太郎が病に倒れた」
家臣達に動揺が広がる。静まるように言うべきだが、あまりの衝撃に体が言うことを聞かない。
釘付けになる文面を読み進めるとどうやら参議である西洞院時慶が信建のことを思いやって薬師を遣わし、薬種を下したらしい。
信建は近年、時慶に対して装束の借用や神社仏閣の再建で協力関係を築き、今では昵懇の仲となっている。
改めて内容をしっかり読むと風邪をこじらせた結果、咳が止まらなくなっているらしく、命に別状があるような切迫した文章には見えない。為信も二月までは畿内にいたが、病が重ければ帰国した後の状況をつぶさに報告するような内容の書状を自筆で寄越してくるはずがない。
時慶から啓迫集を借りて返却したことや体調を元々崩しがちになっていて見舞いをしてもらっているようだ。
それが分かると頭の中で蠢いていた焦燥感が一気に消え去り、体を縛っていた重い感覚がふっと軽くなってきた。
「静まれい」
重石が乗っていた口が自然と軽くなり、威圧的な口調となって解放された。
為信はしんと静まり返る部屋の雰囲気を確かめるように頷くと改めて口を開く。
「平太郎の病は重いものではない。参議であらせられる西洞院卿が薬師を遣わしてくれるそうだ」
安堵と感嘆の声が広がり、皆に落ち着きが戻ってくる。
「さすが若殿様よ」
沼田の言葉を皮切りに同調する声が左右から聞こえてくる。その様子を見て、信建もようやく皆の心を掴み始めたかと内心安堵できる。
昨年の一件から行く末を案じる声が出ていることは知っていた。だが、わずか一年弱でここまで評判を戻せるのだから、決して凡庸ではない。
とはいえ、いつまでも雑談をさせておくわけにはいかない。
「さて……」と皆の話の腰を折ると本題である鷹岡への城の移築の件について話を始めた。
夕方、為信は城でやるべきことを終えて、屋敷へと戻ってきた。昼間から続いている頭痛は相変わらず治まらず、苛立ちさえも覚える。
痛みを堪え、揺らぎそうになる視線の先に屋敷の前で待機している何人かの武者がいる。
「あ、これは義父上」
屋敷から出てきたのは信建の正室である松だった。
蝦夷を支配している松前慶広の娘で、信建の最初の妻である秋田実季の娘の後に迎え入れた。
すでに三十に達しているが、気立ての良さと素朴な顔つきに合った淡い水色の着物が若さを保っている。緩やかに流れる風が彼女の前髪を上げ、それを恥ずかしそうに押さえる様は、彼女の清さをよく表している。
「失礼いたしました」
「いや。それよりも、そなたの方は変わりないか」
「はい。我が殿が不在の間、屋敷のことには常に目を配っております」
福のような切れ者ではないが、夫のために誠意を尽くそうとしてくれている健気さも合わせ持つ。さすがは近頃、蝦夷を日ノ本の領地として獲得することに貢献した松前の娘といったところか。
「今日は何用か」
「義母上からお誘いを受けまして、茶を馳走になりました」
視線を屋敷へと逸らしながらなるほどと頷く。有事の時以外、あまり他者との接触を図りたがらない福が自ら人を呼ぶとは珍しい。
「何か言われたのか」
「いえ、特には……あ、強いて言うなら、我が殿と共にこれからをよろしくと」
思い出したと手を叩く円をよそにますます内心の首をひねる。
今さら、そのような当たり前のことを伝える必要など伝える理由もない。おそらく、真意はもっと別のところにある。だが、それがはたして何なのかまでは分からない。
「そうか。引き止めて悪かったな」
「いえ、では、私はこれにて」
彼女はそのまま従者と共に徒歩で去っていった。心なしか、背中が少し小さく見える。
そういえば、信建も彼女も三十路を迎えているのか。まだまだ若造だと思っていたが、今こそが最盛期と言っても良い齢になってしまった。
「鷹岡の城の件、早う固めなければな」
屋敷へ戻り、いつもの奥の間に入ると疲れたと体を壁に寄りかからせている福がいた。
「円と会っていたとな」
「それがなに」
「いや、珍しいと思ってな」
「正妻らしいことをしておかないとでしょ。あなたもそろそろ家督を譲るならね」
面倒くさいと思っているのかもしれないが、次代の正妻に伝えるべきことは多くある。御家での取り仕切りや主となる夫をどのように支えていくのか等。挙げればきりがないだろう。
「で、何かあったの」
「平太郎が参議卿に世話になった故、また京に行かねばならぬ」
「いつ頃行くの」
「そうだな……鷹岡のこともある故、来年の秋の暮れ頃になるな」
「あっそ。ま、気を付けて行ってらっしゃい」
あくびを噛み殺すような口調で福は言うとそのまま外を眺めることに集中してしまう。
平和な日々が続くようになってから彼女の関心が専ら他家のことである。
安東から秋田へ姓を改めた秋田実季が最上の讒言を受けて出羽の秋田郡から常陸に移され、減封された際は、手を叩いて喜んでいた。
それが津軽にとって何か有益に動くことがあったわけではないにもかかわらずだ。
福の関心がどこに向かい、その先に何を見ているのか。
かつての乱世の中で共に津軽を大きくするために輝きは平穏と共に影が見えるようになってきている。
為信は眉根を潜め、静かに部屋から出る。襖を閉めると静かに嘆息し、自室へと戻る。
何かをするでもなく、ただ福のことばかりを漠然と考える。
互いに年を取ったが、彼女の容姿は変わらないように思える。だが、意に異なることを言い、納得のいく反論をしなければ折檻をしてくるところは確実に変わっていない。
その頭脳を戦と政で振るうことのできた乱世がまた戻ってくれば良いのだろうか。
否、と為信は首を横に振る。彼女には悪いが、心置きなく政ができる今の時代、家臣や領民が楽しく生きている様を見ると心が晴れやかになってくる。
もういつ死ぬかも分からない年齢になってきた以上、飛び地のことも含め、次代へと盤石な体制で引き継ぎたい。
固まっていた腰を伸ばすように体を反らす。
未だに頭痛は治まらない。
七月になると暑さが激しくなり、汗を拭いながらの仕事が続く。
畿内の暑さに比べればかなり穏やかだが、馴れ親しんだ土地の気候に合った体はなかなか対応してくれない。さらに為信は、自分の体が年を重ねるごとに暑さに耐えきれなくなっていると悟っている。
上洛や九州へ赴いてもすぐに順応して動き回っていた頃が懐かしい。
「若殿より文が」
正午を回り、屋敷で休息を取っていると部屋の外から従者の声が聞こえてきた。
すぐに中に入るよう促し、文を受け取る。一人になったのを見計らい、内容を確認する。
まず目に飛び込んできたのは信枚の家臣と前田家の家臣が洛中にて衝突し、双方に死者があったとのことであった。
北条討伐や朝鮮出兵の時からの禍根が残っていたが、それが原因で因縁を付け合った結果らしい。
為信は脳天に痛みを覚えて、右手を頭に乗せる。
春に比べれば寒い日がないおかげか、頭痛の頻度は減っている。だが。悩みの種は平穏を与えてくれないらしい。
それ自体は、互いの家臣同士が勝手に行ったものとしてすぐに和解をしたらしいが、緊張感が増したことや長らく国を空けているため、一旦信枚と建広を残して帰国すると書いてある。
信枚の家臣が起こしたこととはいえ、信建がいる以上、責任は信枚だけでなく信建にも向かうだろう。ひいては、津軽という家に向かう可能性さえもある。最悪の状態を想定すればするほど、頭の痛みは激しくなるが、堪えるしかない。
「戻ってきたら、仔細を聞かねばな」
また、信建は上洛するだろう。その時にあわせて自分も共に赴き、信枚にも直接話を聞かねばならない。
ふと、外から二人、女の楽しそうな笑い声が聞こえてくる。
一人は福、もう一人は松のものだ。福の笑い声などいつぶりに聞いただろうか。彼女のことだから決して本心から笑っているわけではないだろう。それでも何故にあれだけ楽しそうに二人で笑っているのか気になる。
音を立てずに襖を少しだけ開き、耳を傾ける。
話している内容は他愛もない世間話やそれぞれの屋敷でおきた近況で、これでは福も退屈で仕方がないだろう。
「本日もありがとうございました」
「いえ、あなたも平太郎がいない間は屋敷のことをしっかりと支えるのですよ」
「承知しております」
別れ際の挨拶だけがはっきりと耳に残る。
少し経つとこちらへ近付く足音が聞こえてきたため、為信は襖の隙間から耳を離し、元いた場所へと戻る。
「はぁ、疲れた」
無造作に扉が開かれると同時に死んだ目をした福が愚痴をこぼす。
「かなり話していたのか」
「んー、一刻は使ったかしら」
福は円座に音を立てて座ると扇子を乱暴に開き、大きく振る。励ましの一言でもかけられれば良いが、女同士のやり取りはよく分からない。
「で、それはなに」
福が顎で指してきたのは、為信の手元にあった信建からの手紙。
「ああ」と頷くと内容をかいつまんで説明する。特に反応もなく伝えることが終わると「ふーん」と素っ気ない返事が返ってきた。
そして、何も言わずに立ち上がると大きく伸びをして部屋から出ていってしまった。
再び一人になった部屋に外から風の音がよく聞こえてくる。嫌な予感を抱きつつもまさかそのような暴挙を彼女がすることはないだろうと言い聞かせる。だが、一度抱いた不安はなかなか拭うことが出来ない。
忠告しても止まることはないだろう。予感が外れることを祈るしかない。
為信は鷹岡の築城に関する資料を読みながら、来月には戻ってくるだろう信建への詰問内容を整理し始めた。
それからはいつもの日常が続き、八月に入って暑さがまたさらに激しくなってきた中、信建は帰ってきた。
「父上、ご無沙汰しておりまする」
為信は一瞬目を見開き、すぐに落ち着いて「うむ」と頷く。確かに病を得たと聞いていたが、明らかに頬がこけ、目の下のくまが濃くなっている。
「随分と無理をしてきたようだな」
「いえ、これほどまでに畿内という地が大変とは思わず、某の至らぬところが多くあるばかり故におきたことで」
「参議卿には随分と世話になったようだな」
「それはもう、左大臣様や前の関白様からも進物を頂戴できるほどに」
信建が嬉しそうに微笑むとこけた頬がさらに引きつって、より病弱者に見えてしまう。だが、時慶を通じてかなり貴族の者達と繋がりができたのは評価しなければならない。
「父上、某から報告したいことが」
「なんだ」
「病が癒え次第、すぐにでも上洛しようと思いまする」
「……真か」
信建は大きく頷くが、はたして今の病状で本当に向かうことができるのだろうか。そもそも、為信もともに上洛しようと思っていたが、どうやら別行動にならざるを得ない。
「相分かった。よく休むが良い」
容態も心配だが、それぞれ違う時に上洛するとなるとその分献上物などにかかる費用が増える。いくら加増があったとはいえ、畿内まで遠い東北の規模の小さい大名にとって苦しい台所事情は変わらない。
「皆に相談せねばな」
客間を出て、仕事に戻ろうと廊下に出る。
しばらくすると前に為信と同じ方向へと向かっている松の姿が見えてきた。
先月以降、予定が合わず、直接会うことはなかったが、相変わらず定期的に福の下に通っている。福の方もよく続けられるものだと感心してしまうが、そこまで会って話さなければならないのだろうかと疑問に思う時もある。
最近では、家のことではなく、ただの雑談だけで終わっているのではないかと勘繰ってしまうが、追及すれば福から折檻を受けることになるのが目に見えている。
しかし、後ろから見ていると彼女の足取りが以前よりゆっくりとして、体が左右に揺れているように見える。元々、体はあまり強くないと知っていたが、はたしてあの様子で福に会えるのだろうか。
「あっ……」
このような願わぬ不安というものはすぐに当たるのだろうか。
松は何もない廊下でよろめき、手を着いてしまった。侍女が慌てて駆け寄り、立ち上がったが、これを見たままにするのは為信の良心が許さない。
「松、大丈夫か」
後ろから声をかけると気付いた侍女達が慌てて道を開き、膝を着く。そのまま支えるように指示すると彼女に目をやる。
やや虚ろになっている目はこちらに視線を向けられていない。少しするとこちらの姿を認めることができるようになったのか、はっと驚いた顔で頭を下げてくる。
「あ、大殿にかようなところを見られるとはお恥ずかしい限りで」
「よい。それよりも立てるか」
「ええ、大事ありませぬ」
気丈に微笑むが、それが偽りだとすぐに分かるこけた頬には目を離すことができない。
「無理をしてはならぬぞ」
「ありがたきお言葉。感謝申し上げます」
松はそのまま福の下へと向かってしまった。
「平太郎にも伝えるべきか……いや、よそう」
夫婦仲が悪いわけではない。おそらく信建も彼女の変化に気付いているだろう。
そのまま自室に戻ると小姓が畿内にいる津軽建広から書状が届いていると伝えてきた。
すぐに受け取り、中を検める。
最近の畿内情勢の近況の他に、松の調子がおかしくなったことを、建広を通して時慶に伝えると彼から為信の健康を、信建と松の快癒を祈る大師観音経などが送られてくると書かれている。
貴族と身内の話ができるほどに信建と建広は外交を頑張っている。
時慶に感謝を伝える書状を自らも認めるべく、小姓に紙と筆を持ってくるように命じた。
だが、祈りも空しく、松の容態は日に日に悪くなり、九月に入ると起きることも難しくなっていた。
一方で信建の容態は良くなり、後ろ髪を引かれる思いで再び上洛をしていった。
「少しでもこの元気を松に分けてやれたら……」
気丈に振る舞っていた信建が為信だけに漏らした本音。
しかし、運命とは残酷である。
「若殿の奥方が目を閉じられたと」
信建が上洛のために発った数日後、重苦しかった部屋の雰囲気が一気に息苦しさを覚えるほどになる。
「手厚く葬るように致せ」
為信はありきたりな言葉を絞り出すと部屋を辞すため、立ち上がる。
「若殿にはお伝えいたしますか」
「……隠そうとも、いずれ分かること。すぐに伝えよ」
背中に声をかけてきた沼田に振り向かないままそう言うとさっさと襖を閉めた。
その足で自分の屋敷ヘ戻ると家人に福の所在を聞き、真っ直ぐいつもの奥の部屋へ向かい、断りなく襖を開く。
暇そうに外を眺めていた。
「何かあった」
「松が目を閉じた」
「そ……ま、そういう運命だったということね」
「どういうことだ」
「別に」
欠伸を噛み殺す福。
その様が為信自身さえも思わぬ行動をさせた。
「大事な世継ぎの正妻だぞ」
元々丸い目を血管がこれでもかと浮かび上がるほどに見開き、福の胸ぐらを掴む。
「急になに」
「松に何をしたのだ」
「何もしてないわ。ただ、教えていただけよ」
「ならば、何故にあれほど突如として病に侵される」
「言ってたわよ。自分で元々病を持っていたって」
部屋がしんと静まり返る。松が病気である素振りなど見せてきたことがあっただろうか。
つまり、彼女は自分よりも福のことを信頼し続けていたということか。
「あなたって本当に駄目ね」
冷たく通った声が部屋中に響き、為信の口を塞ぐ。
彼女自身のこと以外に興味がない性格が、変わっていないと改めて理解したのはつい先日のことではないか。
「……平太郎は大層嘆くだろうな」
「そうね」
「あれの病に影響が出ねば良いが」
「その時は熊千代でしょ」
彼女は自分が腹を痛めていないとはいえ、大切な子供であろうと構わずに切り捨てる。かつて、弟達を殺したように。
しかし、それでも為信にとって信建は息子であり、大切な家族であり、世継ぎである。
「はぁ、もう少し生きてくれれば、平太郎も元気でいたのに」
福は立ち上がり、呆然とする為信を残して部屋を出ていく。
この年になっても、福の偽りの誠意を真の誠意によって上回ることができなかった。
(なんと無力な……)
為信はその場に力無く座り込むしか出来ず、ただ、いたずらに時を過ごした。
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