2024/11/6 東西大都市に歴然たる差が?
大分遅くなりましたが、MLBのワールドシリーズはロサンゼルス・ドジャースが勝利しまして、2020年以来の優勝となりました。
ヤンキースは2009年以来の優勝を逃したことになります。
良いことです。
ところで、ニューヨークとロサンゼルスはアメリカの東西を代表する両都市ではありますが、近年、スポーツ面での結果ではかなり差が出ています。つまり、4大リーグで最後に優勝した年を見てみると。
ニューヨーク
MLB:ヤンキース・2009年、メッツ・1986年
NBA:ニックス・1973年、ネッツ・なし(ABA時代の1976年)
NFL:ジャイアンツ・2011年、ジェッツ・1968年
NHL:レンジャース・1994年、アイランダーズ・1983年
ロサンゼルス
MLB:ドジャース・2024年、エンゼルス・2002年(当時はアナハイム)
NBA:レイカーズ・2020年、クリッパーズ・なし
NFL:ラムズ・2021年、チャージャーズ・なし
NHL:キングス・2014年
全競技ともロサンゼルスの方が最近になって優勝しているうえに、ニューヨーク勢で一番新しい優勝(ジャイアンツ)よりも、ロサンゼルスの一番古いチーム(キングス)の方が最近という歴然たる差。
一応MLSを見たら、こちらはニューヨークシティFCが2021年優勝。しかし、ロサンゼルスFCが2022年優勝なので、やはりロサンゼルスが上でした。まあ、これはほぼ差がないと見ても良いでしょう。
ニューヨークの方が寒いから不利なんではと言われますが、割と近いところにあるボストンを見ると。
MLB:レッドソックス・2018年
NBA:セルティックス・2024年
NFL:ペイトリオッツ・2018年
NHL:ブルーインズ・2011年
1チームしかないのに全部ニューヨークより新しい時期に優勝しております。
良くニューヨークのメディアは厳しいから、という話を聞きますが、その影響があるんですかね。
あと、ヤンキースに関してはエンゼルスほどではないにしても毎年勝ちを求められているので、「今年はもう再建で、最下位でもいいや」となりにくいのはあるのかもしれませんが。
ま、NFLの2チームは今年も厳しそうですが、NBAのニックスは評価が高いよう。
川野が逆神ぶりを発揮してニックス優勝! なんてなって外れることになるかもしれませんが、そんなことをちょっと考えてみました。
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