冤罪で処刑された令嬢が時を戻ってやり直しをする、昨今ではありふれたお話…ですが、その大半は前世を悔い改めて善人モードになったり断罪から逃れて別の幸せな道を目指すなんてことを目的とするもの。
この作品がそれらと異なるのは目的が明確に「復讐」であること。そのためなら自身の幸せすら望まないという徹底っぷりが素晴らしい。
最期まで復讐という目的を貫き通した主人公の一生にはある種の神々しさすら感じました。
爽快なざまぁみたいなものを望む方に向いてるとは言えませんし紹介文にある通り大団円の結末とも言い難い。
それでも読んでみてほしいと思える作品です。