この方の描くホラーは語り口からして、飲み込まれそうになる。不気味、陰湿、それでいて重みがある。今にも死臭が漂ってきそうな…そんな陰鬱さえも感じさせる。作風、物語共に楽しめる作品。オススメです。
第10回角川文庫キャラクター小説大賞にて、カクヨムテーマ賞を受賞 11月25日に『皇帝陛下の禍祓士 堕ちた後宮』発売 主に中華・和風ファンタジー中心に執筆 乙…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(197文字)
主人公の奥戸雪人(おくどゆきひと)は、六年ぶりに帰省します。そして彼は実家を目前にして呟くのです。「狂っている」と。雪人は待ち合わせ場所に従兄弟の鷹臣が現れないので、暇つぶしに実家とは別方向の獣道…続きを読む
初めは不穏、そして真実が判明した時、ゾクっとすること間違いないでしょう!設定等も凝っており、1話1話が濃い内容になっています!ホラー好きにお勧めなお話です!
日本の田舎、自然のおどろおどろしい伝説、神秘。なにせ横溝好きなもんで、めちゃくちゃ好きですね。終息か……と思われたところさらに!というのがたまりません。物語としての完成度もめちゃくちゃ高い一品だと…続きを読む
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