④-3
「ぎょうちゃん、お久しぶり⭐︎」
声の主はウィンクをして左の頭がドロドロに溶けている疫病神に微笑んだ。
大量の百合の花が女の周りを舞い、舞い終わるころには息苦しさや悪寒、全ての悪いものをなかったかのようにしていた。
「お前、、、ほんまに、ええかげんにせぇよ!!」
疫病がドン!と音を立てて拡散し、襲いかかってくるが壁を作るように眩しい光の粒が百合の花の形を作った。
「毒には毒を、病には、病を...ね?」
微笑みながら、激突してくるような勢いを柔らかく包み込んでなかったものにした。
光の粒が消えた場所に、しゅわぁーと音を立てて倒れている人型の疫病神がいる。
「くっ、、、そ、やろう、、、。」
「野蛮な言葉だねぇ、ぎょうちゃん。僕に会えなくて寂しかったでしょ?」
「、、、しにさらせ。」
「わぁ!こわい。」
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