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概要
せっかく会えたのに、話がまったく合わない!!
「――君たち、そこでなにをして、」
「ん? なんだよおっさん……いまバスケットコートは使用中だから譲れないぜ、他をあたってくれ――それとも、おっさんも一緒にやるか? 主導権がこっちにあるなら構わねえぜ。でも、おっさんの弱い足腰じゃ素早く走れねえだろ……点取られてばっかりになるぜ?」
ツンツン頭で生意気な小学生は、見たことがある……。
老人の記憶に、新しくはないけれど、奥底で根付いていた、彼の根本の部分――。
老人の小学生時代の……頼れる兄貴分。
同い年だけど、その少年は子供時代の老人を引っ張ってくれていたのだ。
「…………剣《けん》、ちゃん……?」
「ん? なんだよおっさん……いまバスケットコートは使用中だから譲れないぜ、他をあたってくれ――それとも、おっさんも一緒にやるか? 主導権がこっちにあるなら構わねえぜ。でも、おっさんの弱い足腰じゃ素早く走れねえだろ……点取られてばっかりになるぜ?」
ツンツン頭で生意気な小学生は、見たことがある……。
老人の記憶に、新しくはないけれど、奥底で根付いていた、彼の根本の部分――。
老人の小学生時代の……頼れる兄貴分。
同い年だけど、その少年は子供時代の老人を引っ張ってくれていたのだ。
「…………剣《けん》、ちゃん……?」
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