120話全て読ませて頂きました。
みっくんという5歳の魔法使いを目指す日々を描いた、とても心温まる作品でした。
作者様の文章からは、子どもの純粋な視点と無邪気な喜びが伝わってきます。
「ふわふわ」「きらきら」といった擬態語が織りなす独特のリズムは、まるで童話の世界にいるような不思議な魅力があります。
特に、みっくんが仲間たちと一緒にお料理を作ったり、季節の行事を楽しんだりするシーンは、読んでいてほっこりと心が温かくなりました。
とらさんやうさぎさん、そして新しく加わったまーくんとの友情も微笑ましく、子どもらしい喧嘩と仲直りの描写にはくすりとさせられます。
お母さんの優しさや村の人々の温かさも、この作品の大きな魅力のひとつですね。
文体は非常に個性的で、みっくんの幼い語り口がそのまま文章になっているような感覚があります。
これは好みが分かれるかもしれませんが、キャラクターへの愛情と丁寧に紡がれた日常の描写からは、作者様の深い愛情を感じることができました。
癒しを求める方、純粋な気持ちを思い出したい方におすすめしたい、心優しい作品です。
普段は静謐な純文学作品を中心に読んできましたが、今回初めてWeb小説ならではの自由で型にはまらない表現の魅力に触れることができました。
既存の文学の枠組みを超えた、新しい物語の可能性を感じさせてくれる貴重な作品との出会いに感謝です!
本当に癒しです…!
めちゃめちゃかわいいです、読んでください!
すぐに、唯一無二の「みっくんワールド」に惹きこまれますよ。
他の作品では読んだことのない魅力があると思います。
でも、それをどう表現すればいいか、私の語彙力ではわからなくて…><
もしかしたら、みっくんの魔法なのかもしれません!
もう1つ、この作品のすごいところは……
なんと、(ほぼ)全てのお話に挿絵つきなんです!!
豪華すぎませんか!? そんなことあります??
(お話の最後に近況ノートへのリンクがあり、リンク先で挿絵が見られる、という仕様です)
挿絵もかわいいんですよ~!!
みっくん、うさぎさんももちろんとして。
とらさん、かわいすぎます…!
古今東西で描かれたあらゆる虎のなかで、いちばんかわいいと思っています!
「文章と挿絵をいっしょに読みたいな」と思っていたところ、同人誌があると知り、購入いたしました(同人誌もかわいくて豪華で素敵でした)。
そして! このたび新刊が出ると聞いています!!
とてもとても楽しみにしています。
さて、私のおすすめの読み方は、ちょっとずつ読むことです。
生活していると、いやなことや疲れることもありますよね。
そういう日に、おうちで『みっくん』を1~2話読んで癒されて、また明日もがんばろう、ってなります。
それをくり返して、日々を送っていく作戦というわけです笑。
レビューを読んでくれた、そこのお方!
みっくんの指に「この指とーまれ」でとまって、みっくんの村に遊びに行きましょう。
ぜひぜひ、魔法にかけられちゃってください!