漫才、コントのネタはどのジャンルに入りますか？

イメージ、ジャル●ャル、し●る

アナウンス「それでは今回の受賞者、鈴木さんから一言お願いします」

拍手の中、男が舞台にゆっくりあがり、マイクの前へ向かう。

拍手が鳴り止まない、観客に向かって、手を振る男、にこやか。

左奥、右奥、二階席にも笑顔で手を振る。

拍手が少し止み、男が、マイクに口を近づける。

鈴木「えー、この度はこのような賞を……」

二回席を見て、笑顔で、おいやめろよ、茶化すなよみたいな仕草をする。

鈴木「えー、この度は……」

マイクから口を離し、笑顔で同じように、だからやめろって、と言いながらやめろよ、いう手で振り払う仕草をする。

しばらく笑顔で見つめてから、もう、という表情で笑いながら。

鈴木「はい、この度は、本当にこの……」

今度は右手前の観客に、向かって、マイクから口を離し、だから違うって、と笑いながら、首を軽く振り、手で払いのける仕草をする。もうっ、とニヤけながら少し口を窄める。

鈴木「ええ、すみません。今日はお集まりいただきありがとうございます。今回このような……」

マイクから口を離し、二回席を見て少し笑いながら、違うって、やめろよ、といいながら手で払いのける。だから……と言いながら、ん？　という表情になる。

それから二回席を真剣な表情でじっとみる。目を凝らしてから、（マイクから口を離した状態で）、おい、やめろよ、という。手で払いのける仕草をする。

その後もじっと真剣な表情で見つめる、おい、おい、まじでやめろって。

真剣な表情で首をする。だめだって、それは。おい……。

慌てたような表情で、マイクに口をつける

鈴木「この度は……えーと、……。ありがとうございました！」

深くおじぎをする。３秒間おじぎをしてから、顔を上げると、怒りの表情で二回席を見つめる。

拍手喝采の中、全力で、二回席に向かって走り始める。

（終わり）