第15話 買い物
私たちは森先輩と上田先輩に連れられて近くのスーパーに来ていた。
理由は簡単で私たちは3人で集まって色々と買い物をしないといけないことに気がついたけど、どこに行ったらいいのか分からなくて廊下で会った森先輩に相談したからである。
「ここなら基本的に必要なものはなんでも揃うよ。まあ、壮真に相談すればその日ごとにチラシを見て安い店を教えてくれるし、ちょっと変わった物を扱っている店を教えてくれたりするよ。」
「いや、佐紀。壮真は確かにいい店を教えてはくれるけど、その距離は私たちの移動距離を考慮してくれないからやめておくべきだと思うよ。」
上田先輩にツッコミを入れた森先輩は呆れた顔をしていた。
先輩達に連れてきてもらったのはちょっと大きめのスーパーで食品から日用品まで扱っているみたいだった。
私たちはフラフラと店内を見て回って地元では見なかった物を見て盛り上がっていた。
「あ、買い物終わった。」
私たちは結局、地域限定のおやつと日用品を少し買っただけだった。だって、欲しいものは他にもあったけど、持って帰るには重いしね。
「あれ?それだけでいいの?」
森先輩は不思議そうに私たちを見て首を傾げていたけど、すぐに納得した顔をしていた。
「あ、そっか。
えっとね。もし重いものとかを買おうと思った時は男子に相談したらいいよ。
暇してたらついてきてくれるからね。私たちも時々、荷物持ちについてきてもらってるの。」
森先輩は笑っていた。
「そうだね。
寮の男子は基本的に物々交換をしているから、お礼と言って駄菓子を時々あげたら機嫌よくついてきてくれるよ。」
上田先輩も笑いながらそう言っていた。
先輩達の会話に私たちは何を言っていいのか分からなくなって顔を見合わせていた。
もしかして、寮の男子って私たちが思っているよりも親切で優しいのかもしれないね。
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先輩はバケモノ カエル @azumahikigaeru
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