概要
噎せ返るような夏の暮れ
くろ‐ゆり【黒百=合】
ユリ科の多年草。本州中部以北の高山に生え、茎は直立し高さ20~30センチ。葉は4、5枚が数段に輪生する。夏、茎の先に暗紫色の花を一つ下向きに開く。《季 夏》
花言葉は、「恋」と「呪い」。
ユリ科の多年草。本州中部以北の高山に生え、茎は直立し高さ20~30センチ。葉は4、5枚が数段に輪生する。夏、茎の先に暗紫色の花を一つ下向きに開く。《季 夏》
花言葉は、「恋」と「呪い」。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!愛おしいからこそ、呪いをかけた――黒百合にまつわる、花に亡霊。
永遠の愛というものは、存在するのだろうか。
もしそれが永遠であるなら、それはきっと、呪いと呼ぶべきものだろう。
どんなに美しい花も、咲き誇った後には、必ず散りゆく定めにある。
けれど彼女は、咲き誇る美しさを、彼女なりの永遠の瞬間へと閉じ込めることを選んだ。
そして、彼女は永遠の美と幸福を手に入れた。
……しかし、僕は呪われた。
なぜ、こんなことに。
おそらく、これは僕自身の招いた結末だ。
だって、彼女の永遠が訪れるその時まで、僕は彼女の心のうちにある愛、僕への愛に、気づくことができなかったのだから。
もし、もう一度だけ過去に戻れるなら――彼女の愛をもう一度、まっすぐに見つめ…続きを読む