第7話 じゅん


レオはサーファー

週末は海へ先輩と行くようだ。 海へ行く合間にあたしと一緒にいてくれた。

夜になると先輩が昼間知り合つたと言う女性を連れて帰ってきた。

携帯の向こうはバタバタしているようだ。

レオからのメールにどう応えていいのか 返す言葉を探す…

余計な想像ばかりが頭を過っていく

「大丈夫だよ とも君がじゆんに手を出さないようにしてくれてる」

どんな状態なんだか……

ん?   あれ?

この時初めてレオの名前がじゆんだと知つた【純一】

だけど‥……

モヤモヤしたままメールを終わらせる

あくる日レオは

「ごめんなさい 嫌な思いさせたよね」

朝早く海ヘ

ボードの上波を待つ ただばんやりと

あ~~~やっぱ ロウが好きなんだなあって思ったんだよ

………ストレートに思つたことを口にする

あたしの何がいいのだろう

顔も声も名前も知らないのに

こうしてメールのやり取りをしているだけ…… 不思議な関係だつた

でも

あたしは既にレオからのメールを待ち

この場所にいつまでもいたいと思っていた

繋がっていたいと願っていたんだ……


純…………レオの名前

あたしの兄 潤― と漢字違い(笑)

面白い偶然

じゅんと呼び始めた時なんだか違和感とちょっとの恥ずかしさがあったっけ

今は自然に呼んでいる

あたしの名前を教えるのはまだ先になる。

あたしは一足先にレオからじゅんに呼び方を変えていた。

じゅんとの時間が増えていくのと同時に厄介な気持ちが芽生える。

色んなことが気になる 知りたい

ほんと可笑しなものだ。

勝手に想像してはじゆんの一挙―動に笑って落ちて怒ってモヤモヤ‥

ほんとクルクル変わる心に大忙しだつたが

大人女子として冷静にへっちやら感を装つていた

「ロウはモチしないの?」

そんなわきゃない! さつきだつて……

でも 「そんなには…」 なんて言つてたよね(笑)

その後

幾度となくあたしのモチで不穏な空気になるのだが(>_<)

あの頃はまだ頑張ってほんとの気持ち隠していたんだ。

いや

自分も気づいてなかったのかも……

じゅんを好きになってあんなにもヤキモチを焼くなんて…・

「ねえロウ」 「ん なあに」 「いや やっぱいい」

じゆんはそんな事をよく言う

書いては消しのオンパレードらしい(笑)

ちよっと分かる…… きっと同じ事思ってるから

「言ってよ」「じやパンテイ何色?」

えっ………………………………… 同じじやなかつた(笑)

にしてもじゆんと過ごす時間が増えた。


時間があればここに来ている。ゲームそっちのけで

ひたすらじゅんと話をしていた。

一緒の時間が増えた分だけ笑顔が増え(*^…^*)

同じようにモヤモヤも増え ぶうたれる事も増えた……

拗ねるあたしにじゆんは

丁寧に事の成り行きを説明してくれる

「ねっ それはロウの勘違いでしよ」


「あぁ~ それはロウにモチさせる為にしたんだって」

じゅんの言葉でいとも簡単にあたしの機嫌は曇りのち晴れ幸

いつの間に大入女子を返上し、どっちが年上なのか分からない

参つた(>_<)降参だ……

あたしはいつからこんなに君の事でいっぱいになつたんだろう


「俺ってロウにとって何?」レオの問いに

「お気に入りで一緒に話していたい人」

あたしはレオの心に真摯応える事もせず、あやふやな態度をとつていた。

酷い奴だ

こんなあたしに好意を持つて<れるレオに申し訳なかつた。

………なのに

レオは変わらず楽しく優しく、時に意地悪もするけど

二人の時間は少なくなるどころかふえていた。


【レオ(じゅん)】

「じやパンテイ何色?」 なわけないじゃん 「逢いたいだよ」

2回も振られ なかなか言えず この関係も良いとも思ってたが

やきもちも焼いてくれるし 告白しようと決めた で告白、、、 

あららら 玉砕 しかも塩対応 氷の女王

あぁぁ やちまったぁ 終った。 


さてさて どうしょう

illに残っているのもなぁ ロウさん役員だし


ゲームを辞めるかぁ 元々辞める気だったし


かたやゲームも不穏な動きになってきて国の方針で

国防出来る戦力を有するか 上納金を納めるかとなり

出来なければ燃やされても仕方ないとの事となった

ロウのillは国防出来る戦力を有していてilLからillに移動したり移民したりで

ilLの創設者なでしこは残りギルドと共にすると一人で奮闘してて


元々辞めるつもりだったし、なでしこに誘われて移民してきたこともあり

振られたし 俺もなでしこと共にしようとilLに移動

燃やされ玉砕  ゲームを辞めようと あの時思ってた








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