第6話 一人暮らし

レオは一人暮らしをしている

週末金曜日? だっけかな……… 多分そうだったかな……

BAR……みたいなとこでバイトしている

肉食系お姉さん達が来るらしい   なんだかモヤっとする……

あたしは やっばりレオを気にしてるんだよな

バイトがある日は ちよっびりざわつくんだ………あは なんかんなあ~

レオは悟ったように

「お持ち帰りはされないから アハハハ」

無邪気に 何てこと言うんだ  まったく


時々ドキツとする事を言う

「ねえロウ エッチって誰とするの?」なんでこんな話になったのか…

レオはと聞き返すと 「色々だよ  友達とか。‥」友達と……  なんだ

「ロウは?」  「付き合つてる人だな」………多分それが普通だと……


レオは気づいてるの? その言葉にあたしは心臓ギュツてなったの

それともモチをさせるために言ってるのかな

まっいっか……   なんて思ったのに頭の片隅に残っていたんだ

友達と……。その言葉はその後友人だと聞いた人との関係にずっとモヤモヤ

勝手に想像を膨らませ眠れない夜を過ごす事になる。


そんな勝手に余計な事ばかり考えていた不届きなあたしなのに

いつだってレオはストレートに想いを伝えてくれていた。

「ロウただいまあ」「早かったでしよ走ってきちゃった」

「ちゃんとまっすぐ帰つてきたでしよ」「ロウと早く話したくて」

ほんとレオわんこみたいに可愛くて抱きしめたいと思ってしまう

なんかキュンってなるのは恋しちゃってるのかな

変だよねゲームの中で知り合った年下のレオ こんな恋愛もありなんだろうか


「俺ってロウにとって何?」レオの問いに

「お気に入りで一緒に話していたい人」

あたしはレオの心に真摯応える事もせず、あやふやな態度をとつていた。

酷い奴だ

こんなあたしに好意を持つ照れるくれるレオに申し訳なかつた。

………なのに

レオは変わらず楽しく優しく、時に意地悪もするけど

二人の時間は少なくなるどころかふえていた。


大学の図書館

レオはここでよくあたしと話をしていた

静かにやり取りできるし邪魔が入らないらしい(笑)

何の映画だったろう がっきいと三浦○○さんの映画…

図書室で出逢って二人過ごすようになつて恋に落ちる

そんな話だつたような‥

たわいのない話をレオと気づくと図書館ここでしていた


時間が経ち

あたしの記憶は今本当に図書館で陽だまりの中

レオと過ごしたようなそんな記憶になっていた

あたしの頭は都合の良いように上書き保存しているようだ

……本当に過ごしたかったな……       なんてね


【レオ(じゅん)】

ロウとの話しは本当楽しく 

まっ相手にされてないとわかちゃいたが

色々と揺さぶってみたが 

いとも簡単に またふられたぁ とあの時は思ってたな


なんだよ 違ったのかい

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