FANTASY・ROMALIA<覇王編>

松狼

第一章 旅立ち編

第1話 フレイヤに転生した男

とある異世界での話をしましょう。

その世界はロマリアと言い剣と魔法が存在する世界だ。

そのロマリアで最大の大国ロマリア王国があり、王都ホーリータウンの王城で一人の老人が亡くなろうとしていた。

その老人の名は元ロマリア王国第二代国王クラウド=ラフェル=ロマリアで、ロアリア王国の発展させた人物だ。20年前に息子に王位を明け渡し後、王城でのんびり過ごしていたが、5年前に病気を患って、今、虫の息になっている。

「息子よ。私はもうダメだ。後は頼んだ......。」

「父上!」

こうしてクラウド=ラファエル=ロマリアは息を引き取った。

クラウドの魂はさる世界の天界に運ばれ、そして別の世界から3つの魂と合体して一つの魂になっていく。

その魂を見た神様が言い始めた。

「お待ちしていました。松風正樹さん。」


「あなたは女神エレナ様?」


「いいえ、違います。私の名前はエレン。エレナの娘です。」


エレンは正樹にここに来た理由を説明する。


「以前にエレナお母さまから貴方の魂を4つに分けてそのうち3つは地球へ、残りの1つはロマリアに送りました。4つ魂の寿命が過ぎ無に帰る予定が私の力で元の1つにしましたの。そして、エレナお母さまからお願いをして私の世界に転生をしていただき、私の世界を導きをお願いしたいのです。」


「俺の魂は寿命が尽きたら無に帰ると言って言っていたはずだが?」


私が1000年をかけてエレナお母さまにお願いしてやっと許可を貰ったのですよ。それで私の管理している世界『フレイヤ』を助けて欲しいのです。もちろん転生特典を付けてあげますよ?」


「その『フレイヤ』ていう世界はどんな所なのだ?」


「剣と魔法がある世界で職業至上主義の世界であなたが以前召喚された『ロマリア』と同じだと思って下さい。但し、魔王とかいませんのでそこは問題ないかと思います。しかし・・・。」


「しかし?ってどういう意味なのだ?」


「ここから本題に入ります。1000年前に一人の地球人がこの世界で禁忌とされる召喚をしてこの『フレイヤ』来ました。その人物はこの世界の覇者となり最後には邪神となってしまい私をこの世界から追放されました。その邪神は私を魔王として100年ごとに地球の人を召喚して『勇者』として討伐しようとしたのです。その為、私の力が落ちてしまい、今は『勇者』を倒す力がありません。今回も『勇者』を召喚しようとしています。そこで私は最後の力を使いあなたを転生しようと思ったのです。

どうか、転生をしてこの世界を救って下さい。お願いします。」


「そういうことか?」


「はい。その通りでございます。」


「転生特典とは一体なにがあるのか?」


「あなたが1つの魂にある職業と種族と私の加護でございます。」


「俺の職業・・『無職』と種族と加護?」


「種族はハイヒューマン。私の加護は獲得経験値10倍と正樹だった頃に持っていた装備一式です。後、今後の為にステータスの隠蔽をしてこの世界の基準能力値の最適化をして他人からバレない様にします。」


「ちなみにこの世界の能力はいくつですか?」


「この世界の基準は大体レベル30~50で、最強は確かレベル80だと思うわ。召喚された勇者は大体90ぐらい100以上は上げられないわ。モンスターは通常レベル80程度で最強でレベル160ぐらいです。もし、私が魔王でこの世界に降り立った時のレベルは500程度になっています。今回はそれ以下になると思う。だから、貴方にこの世界を統一して欲しいのよ?」


「内容はわかりました。最後に質問です。転生した時は赤ちゃんですか?」


「違います。 私の力を使い5歳ぐらいから始める予定。12歳で職業の掲示があの邪神から職業が与えられます。。その職業で一生を終えます。もしあの邪神から変な職業だったら私の加護で打ち消しして『無職』となるはずです。邪神は私の加護がある人間から最低の職業を与えると考えますので。『無職』ならあいつから見れば、『職なし』と思ってそのままにするつもりだと思います。だから大丈夫ですよ?」


「わかりました。ハイヒューマンってどう言う種族ですか?」


「ハイヒューマンはこの世界では全く存在していません。私の加護で保護をするので問題ありません。ハイヒューマンは25歳まで成長した後、年齢が固定されて病気による以外の死亡はありますが不老となり1万年ぐらい生きるはずです。もしも、この世界で愛する人ができた場合、その方と性行為を100回したらあなたと同じ種族になると思って下さい。但し子供は出来ませんので注意を。」


「なるほど.....。それなら子供は必要ではないのか.....。まあ1万年生きるのなら問題なかろう。ヘレン様、それでお願いします。」


「まずは転生したらこの世界の事情を勉強して下さいね。言語はあなたの言葉でこの世界の言語に訳してあげます。読み書きも日本語からこの世界の言語で変換する事にしましょう。準備はいいですか?」


「いつでもいいですよ?」


「では行きます。頑張って下さい。」


ヘレンはそう言って正樹の魂が光輝いて消えて行くのを確認した後にこう言った。


「転生したら貴方の名前を決めて下さい。」


こうして正樹はフレイヤに転生するのであった。


2年ぶりの連載です。

今も体調が悪いので話の更新は気分次第になります。

ヒロインの登場予定は第2章以降となります。

面白いと思ったひと人は★をつけていただくとやる気が増しますのでよろしくお願い致します。


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