第6話

「きみ、U-15日本代表の安宅航平くんだよね?」

「はい!俺のことしっていたただいてるんですか⁉」

「野球のネットニュースは育成年代もよく読んでいるからもちろん知っているよ!それより、高校は地元の大阪じゃなくて高松第三を選んでくれたんだね」

「大阪は強豪校ばかりの激戦区なので…」



普段はあまりU-15日本代表の試合はテレビ放送がないのだが、野球専門チャンネルでたまたま試合が放送していた時に航平のプレーを見たことがあるというキャプテンの仲間拓己なかまたくみは一目見た瞬間すぐに俺に声をかけてくれた。


「航平くん」

「はい!」

「もちろん野球をしに高松第三に来たんだよね?」

「はい!野球でこの学校を甲子園に連れていくために来ました!」

「そうだよね!頼もしい!顧問の先生通してないけど、航平くんの入部はもう決定だから」

「え!」

「はい!これ入部届!名前とか住所とか必要事項記入して、部活動体験の期間中にでもうちの顧問をしていただいている村林裕樹むらばやしひろき先生まで持ってきてくれるかな?うちの学校には村林先生が二人いるから間違えないでね」

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うちの4番はズルい 葵羽 @kamatama822

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