第42話 「それっ、受け取ってはやれぬがもう一息じゃ」
出典:「天下御免」
賄賂好きのお役人様に山吹色の菓子折り(二重底で小判の敷かれた逸品)を手土産として献じようとした際の、相手の「拒絶」の台詞より。
時代劇の雰囲気に浸れる古の江戸商人SLG「天下御免」。台詞も中々気の利いたものが多かった作品でしたが、個人的に一番印象深いのは、これやも知れません。
真面目な気質で「商人の手土産など受け取るわけには参らん」とけんもほろろなお役人に、そこを何とか… と拝み倒して受け取って貰い、それを梃にじわじわ関係を深めていくのもオツではありますが、この手の方の「形作り」のポーズもまた、味があって良いものでした(なお類義の台詞に「商人の土産など、まだまだ進め方が足りんわい」なんてものも)。
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