第40話 「なんと、我が無敵の宇宙統一国に戦いを挑むというのか! 身の程知らずの卑しい種族が、この唯一にして無二の国家、ヴァルダム宇宙統一国に!」
出典:「シュヴァルツシルトⅢ」
軍事的圧力を強めてくる隣の軍事国家・ヴァルダム宇宙統一国に先手を打ってこちらから宣戦布告を行った時の、元首・ヴァルック総統の返信より。
全体を通して根拠の無い強烈な自信に満ち溢れた様といい、じわじわ痛めつけてやろうと思っていた子犬に不意に噛み付かれた、とでも言いたげな憤激が随所に滲み出ている様といい、なかなかに印象深い台詞です。
しかしまあ、平和なぞこれっぽっちも考えていなさそうな国名に、敗北や和平なぞ露ほども念頭に無さ気な発言にと、ここまでくると逆に清清しささえ感じてしまうような気も…
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