病院跡地(廃墟探索)

『病院跡地(廃墟探索)』

僕が小学校六年生の頃の話だ。僕と『友達』の『三人』で『廃墟探索』をしようと話していた。

僕達はいつもの『病院跡地』で『廃墟探索』することに。

まずは『僕達』が中に入る。

しばらく歩いていると僕は不思議な事に気づく。

誰もいないはずの建物内に足音が聞こえる。

僕が不思議に思い、その事を口にした瞬間、僕の隣にいた『友達』が急に倒れ込んで来た。

僕は慌てて「大丈夫!?」と駆け寄るが『友達』は息も絶え絶えで

「早く……出よう……!」

と言うので僕は渋々了承し『友達』と共に外に出ようとするが、出口の扉は『閉まっていた』。

僕は必死になってドアを叩いたり押したり引いたりしたが一向に開かない。

焦った僕は何度も「開けてくれ!!」と叫ぶのだが返事はなかった。

やがて、僕は諦め『友達』と一緒に奥へと進んだ。

『病室』に着くが特に何も無かった。

ただベッドの上に『女の子の死体』があっただけで、それ以外は特に異常は無かった。

僕は恐る恐る近づいてみるとその子の口に何か布切れのような物が詰まっていることに気付き、それを取り出した。

「……何だろうこれ?」

と呟くと突然後ろから

「ダメだよ。それ、返しな」

と声が聞こえてきた。

僕は驚き振り返るとそこにいたのは僕と同い歳の女の子。

「ごめんなさい……返すから許して……」

僕は彼女に言われるがまま口に入っていた物を手渡す。

すると彼女は、

「はい。良く出来ました♪」

と言い、それをポケットに入れた。

「あのさ……この子……誰なの?」

僕は彼女の服を掴みそう聞くと彼女は「うーん」と少し考え

「君になら教えてあげてもいっかな」

「この子はね、私が殺したんだよ」

「……え?」

僕は何を言っているのか理解できなかった。

だって、今僕の目の前にいる『この人』は、ただ『死体』を眺めているだけなのだから

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