『家』

小学生の頃の話。僕の家には『部屋』というものが存在していなかった。

だから『リビング』に布団を敷いて皆寝起きしていた。

だけども僕はその『光景』が嫌いではなかった。

何故ならそこにはいつも『家族』がいたからだ。

しかしある日、両親が離婚したのだ。当然『家族』バラバラになったのだが、ある日、僕は『父親』からあることを頼まれた。

「俺の事は心配するな。お前は母さんのところへ行きなさい」と。

そう言われた僕は、少し複雑な気持ちだったが、『父さん』と『別れる』ことにした。

「分かった。お父さん、気をつけてね」

僕はそう言い、自分の『新しい生活』が始まる為に『引っ越し』をした。

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