第30話 ネゴロ伯爵一族の逃亡
「何が『調査してくれ』だ! 愚者のコズラ侯爵ついにボケが来たか? 自然消滅が近いのかも知れん、スカ子爵が詳細報告したで有ろう! 儂もその場で共に報告を受けたぞ『ミスダ町』が『コムラ砦町』と名が変わり、完全要塞化して居る! 『バンパイアハンター』と自称する集団の砦だ! しかも、たった3人の下っぱバンパイアハンターに、500のゾンビ級とズゴ男爵が全滅させられた!」
バンパイアの世界が大きく変わろうとして居る! しかも悪い方にだ……。
既に滅びが進みつつ在る、何事も無ければもって100年か? 今のコズラ侯爵では加速度的に滅びの道をまっしぐらで有ろう、侯爵領にこのまま居座るのは危険だ。
おそらく、今の皇帝陛下では滅びを食い止める事は出来ん。
血を見て卒倒した変なバンパイアに育ったが、エンシェントエンペラー始祖皇帝陛下に最も近い存在と思われた、アラン皇子を除籍追放しては今後バンパイアの国は消え去るのみだ。
アランの事もアルカードが調査してきた情報だった……。
アラン皇子の追放、あの時行動起こすべきだったか……。
今が潮時だな、居心地は良かったが、残念だ。
「こう言う事も有ろうと、極力眷族を増やさん様にして来た! 伯爵としては異例の15人、乗り合い小型ゴーレムカー1台に余裕で乗れる人数だ」
乗り合い小型ゴーレムカーを自ら操作し、コズラ侯爵領とエンター侯爵領の中間に位置する、ネゴロ伯爵邸に到着した。
「良い
「主様? 何か問題発生で御座いますか?」
「アルカード、全員招集してくれ! 重大会議を開く!!」
「はっ! 招集致します!」
「バンパイアの国から逃亡する!! これは決定事項である! 皆には何処に向かうか、その理由も話し合いたい」
私の眷族達は優秀だ、国から逃亡するの一言で全てを把握し、私の意向を察知し考えてくれて居る!
優秀な眷族アルカードを筆頭に15人が掴んで来た情報で、私は数々の危機から救われて来た。
「主様を筆頭に、眷族の私達も血に頼らず飲食でエナジー補給出来る特異体質! 不自然を感じさせなく人間世界に入り込めます、向かう先は人間世界が良いと思います」
「カーミラ、私も向かう先は人間世界と思っている」
「主様『コムラ砦町』と『吸血鬼ハンター』全てにアラン皇子様が関与されて居る可能性が大きいと思われます」
「アルカード私もそう思って居る! アラン様に接触する為、コラム砦町を目指す、で方針は決定で良いか?」
諜報活動に秀でた集団、ネゴロ一族はアランと合流『アランの耳』と重宝される事になる。
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