第七話一章 殺せるのかい?への応援コメント
藍条さん個人の考え方とかを聞いていると、割と明確なので、この感じで多彩な人間の考え方とか物語の中で書けるのだろうか? と思うことがあるんですが、この話とか見てると全然やはり多彩な考えの人間を書かれていますね。
でもよく考えたら別にキャラが全部作者の考え方の分身であるわけではないので、作者自身としてはこのキャラに考え方近いけど、それが主人公というわけでは無かったり、自分の考え方を代弁するようなキャラを、作中で別のキャラに批判させたりも確かにします。
結構自分の作品に出て来るキャラがみんな作者の分身みたいな考えしてる話とかをアマチュアの作品だと見ることあるので忘れていましたが、確かにプロの作品は作中に作者と考えが違ったり場合によっては相反するようなキャラも普通に出て来ますもんね。
なんかこのエピソードを読んでいて、藍条さんはやはり自分の考えは考えとして、作品を書く時は世界観に没頭して多彩なキャラを俳優が演じるように書き分けされてるんだなと感じました。
当たり前のこととはいえ、なんだか実感してしまいました。
キャラの書き分け、藍条さんはすごく上手いですね。
こういう、いかにも主人公のロウワンが、ちゃんとこうやって時には側近に意見されたり疑問を投げかけられたり。長編小説で主人公が批判を受けたり、「それは違うんじゃないか」と言われたりする描写って、実は私はすごく好きなのです。
そういうのが無いと、
なんか不安になるんですよね。
確かに主人公っぽい主人公って好きなんですが、主人公万歳になり過ぎるのは好きじゃないので、藍条さんのこういう主人公のロウワンですら、状況によっては問いを強く投げかけてくれる書き方、とても私は好きです!
そういう厳しい問いに晒されたロウワンが、やはり悩みながらも自分なりの答えを出して行くのを見るのもとても面白いですしね。
すごく個人的な細かいことなんですが、実は割と主人公は肯定されがちになったりするので、そういうところ行き過ぎると気になったりするんですよね。
でも藍条さんの話は本当に多彩な考えを持った人達が、絶対的に肯定も否定もされず、ちゃんと共存して、想いの籠ったセリフを交わし合っているのがとても素敵です。
何のために出撃するのか。
それをここまでちゃんと意見を交わし合って描いてくれる話は大好きです😊✨
作者からの返信
コメントありがとうございます。
キャラの書き分けについては、
手本にした物語が良かった。
それに尽きますね。
『銀河英雄伝説』にせよ、『アルスラーン戦記』にせよ、本当に様々な立場、様々な考え方の人物が登場して、ときには主人公でも容赦なく批判されたり、否定されたりしますから。
私も自然と、そんな書き方を身に着けました。
やはり『なにを読んできたか』は大事です。
第五話最終章 三国同盟と恋の花への応援コメント
『しかし、その場合でもメリッサ師を利用することだけは許さない。今回はビーブだったからよしとします。
ですが、もし、メリッサ師に対して同様のことを行ったならそのときは容赦しない。どんな事情があろうと、この手であなたの首を刎はね飛ばす。そのことは覚えておいていただく』
のロウワンのセリフがとても素敵でした!👏
メリッサを尊重し、巻き込むなと率直に言うより『ビーブだったからよしとする』っていうセリフが私的に非常に印象的です。
これを言うことで「メリッサを利用することだけは許さない」という言葉とビーブの強さへの信頼が二重に引き立っている気がします。
たった一言なんですが、長編小説においてセリフに込められた作者の魂の強さにものすごくこだわる私にとって、意識を引く一言で素敵だな~~っと思いました。
藍条さんは人間を、善か悪かじゃなくて、もっと複雑に多層的に描くのが本当に上手いと思います。描くというより、現実世界において人間はそんな単純ではなく、利害によって行動が変わる人もいるし、その時だけ特別な行動を起こす人もいる。
そういう部分を非常に重視して描いてくれるところが私は好きで、キャラ性が立つのがそこを描いているからのような気がします。
このエピソードはクナイスルとソーニャ夫妻も非常に良かったですね。
偽装愛妻家と見せて、策略家に見せて、実の所本当に協力し合って国の為に一番利のある姿を演じていたので、一生懸命悪女を演じていたソーニャさんがとても可愛らしかったです
ロウワンの恋は非常に興味あります!!
彼は使命を捨てて一過性の恋に走るタイプではありませんが、恋は芯の強い人間さえ揺らぎを与えることもありますから。
人間の本能、特に戦場に関わる男の本能として、大きな使命を負った男は、個人的に伴侶を思い切り定めて強固な家庭を築くか、逆に自分が公に伴侶を持つとそれが狙われたりして弱点にもなりかねないので敢えて、結婚のような結びつきを避けるパターンも、両方どちらもある気がするので、ロウワンは恋や、家庭を作ることに対してどういう気持ちを持つのか(勿論年齢を重ねるうちに心境に変化なども起こり得る)とても興味あります。
ロウワンに選ばれる女性ってどんな人なのかなと非常にワクワクしますが、これまでに出て来た女性なのか。それともこの先にまた新たな出会いがあるのか。
楽しみに展開を見守りたいと思います。
とはいえ、連載中だと書いてないことについてあれこれ言うと邪魔になってはいかんと思って控えるのですが、よく見たら『完結済』になっておられるので、安心して言えます!😊
実はメリッサとても好きなのでこのエピソードの展開はちょっと嬉しかったです。
単純な恋心とかでなくとも、ロウワンにとってメリッサが大切な女性であることははっきり伝わって来てとても嬉しい。
こんなこと明確に言ってくれる主人公はいいですなぁ✨✨
とてもカッコいいです!
また読みに来ます!
作者からの返信
熱いコメント、誠にありがとうございます。
このほど、無事に完結いたしました。
この長大な物語を、一度もペースを崩すことなく最後まで書ききった自分は本当にすごい。
偉い。
立派。
愛してる。
自分で自分を尊敬できます。
反動ですっかり気が抜けて、なにもできない日がつづいていますけどw
人物描写を褒めていただけて、とても嬉しいです。
「相手によって態度がかわる」
というのは嫌われがちですが、それが人間の自然な姿ですよね。
愛する相手に対しても、嫌いな相手に対しても同じ態度だなんて、そんなの人間じゃないですよ。
まあ、私だって、店員相手となるや横柄になる人間は嫌いですけど。
それでは、これにて失礼します。
いつの日か、断金の交わりを(ただし、私は曹操派w)。
一〇章 人類、救世の種族へへの応援コメント
言葉になりません。。。先輩の作りあげた世界は、あまりにも高く、霞がかかっていて私には、頂きが見えません。今、私は産みの苦しみから逃げており、まだ先輩の世界の一合目にも達していません。ですが……圧倒的な作品に触れさせて頂き、深い勇気をもらいました!本当にありがとうございました!そして、お疲れ様でした!
作者からの返信
応援コメント及び労いの言葉、誠に感謝します。
この物語は私にとっても特別な存在。きっともう二度と、こんな大長編を書くことはないでしょう。
その唯一無二の物語が、なにかの力になったなら幸いです。
第五話一八章 さらば、ガレノア。さらば、ボウへの応援コメント
ガレノア大好きだったので泣いたです……:
でもなんていうか味方を庇って死んだからとかじゃなくて、
思いがけない死だったからです。
ガレノアは生命力と覇気が凄かったから、私も何の根拠もなくこれからもずーっと前線で共に戦ってくれて、戦記物だから死は訪れることもあるかもしれないけれど、「今じゃない」などと勝手に考えてしまったからです。
だけど違うんですよね。
私も戦記物を書きますが「見せ場で死ねる」なんて本当の戦場に絶対ないんですよ。
戦うということは、いつだって死を与える可能性があり、死を与えられる可能性があるということ。私もそういうのは自分自身ではすごく考えていて、「全てを都合よく書こうとなんかしてはいけない」とは思っているのですが、自分自身の書いた話でなかったので油断してそれを忘れていました。
ただ、ガレノアとボウさんは本当にカッコよかったです!
命を惜しまなかったのが、特にガレノアが常々言っている「命を惜しんでやりたいことをやらないのは俺の流儀じゃない」って感じを最後まで信念として貫き通して、多分「ついに自分が死ぬ時が来たな」って思った時に、抗ったりせず、恐れたりせず自分から両腕を広げてよく来たな!!って感じで出迎えに行ったのがとても良かったのです。
ガレノアは最後まで自分が普段から言っていることに筋を通し切ったところがとても描き方として、死は悲しいですが、でもガレノアの死、としては全然裏切られたとか全く思わない、すごく「らしい」最後だと思えたのが嬉しいです
勿論、彼女は魅力的な人物だったので、これからも共に生きたいと願いたくなるひとではあったことは確かですが……。
死を安易に賛美するのは私も嫌いなのですが、
どうしても戦わなきゃいけない現実があった時、誰かの勇敢さを誰かが見て、それを見たことによって自分も強くならなければと勇気づけられたりする死が、生に影響を及ぼす描写とかは私はとても好きです。
世界の全てを誰かに丁度良く管理される世界など、ガレノアは一番毛嫌いしていたと思います。だから間違いなく、自分たちの行く手を大きな壁が遮ったなら、自分がぶち壊して船を進めてやる! って思うのが彼女だったと思うので、迷いなく悲愴感を出し過ぎずこの戦闘が描かれたのは嬉しかったです。
……でもやっぱり寂しいがな!!!!!😭
でも、この寂しさは別に否定しなくていいものだと思います。
だって鮮やかに生きていた人が世界からいなくなるんですから。
寂しく思わない方が変です!
ガレノアの鮮烈な言動はきっと死んでも尚生きてる人に影響をこれからも及ぼしていくことがあると思います。
ガレノア大好きな私はこれからは彼女のそういう波動の余韻を存分に楽しんで行きたいです!
泣きました!!
あと個人的に鸚鵡君は生き残ってブレストさんの肩に留まったとこでも泣きました!!
自分が例え死んでも訳もなくじゃあ自分もとか命を手放すんじゃねえぞ! 自分の命は最後までどうするか自分で使い方決めろ! ってガレノアさんが教え込んでいたから逃げたり誰にも懐かずに弱って死んでしまったりしなかった気がします!
ブレストさんの肩で生きてってくれ!
というか鸚鵡君がブレストさんの肩を次の居場所に選んだ展開がすごく好きです!
🐦
作者からの返信
熱いコメント、ありがとうございます。
実はたったいま、この物語の最後の一章を書きあげたところ。
長きにわたって書きつづけてきたこの物語も、ついに終わった!
この物語のなかで多くの生命が失われていきました。名もなき兵士や、共に戦った動物たち。
いったい、どれだけの生命が死んでいったのか、見当もつきません。
その『死』をどう受けとるかは人それぞれですが、書き手としてこれだけは断言できます。
この物語に無意味な死、自己犠牲を描くための死などひとつもない!
みんな、それぞれに自分の人生を生ききって、死んでいったのです。
実は、死んでいくキャラは最初からわかっていました。私のなかに登場したその瞬間から、
『このキャラはここで、こうして、死んでいく』
その事がわかっていたのです。
そういう運命をもって、生まれてきたのです。
思った以上に重要なキャラになった。
そういうキャラは何人もいますが、
『生きるはずだったのに死んだキャラ』
『死ぬはずだったのに生き残ったキャラ』
は、本当にひとりもいません。
皆、自分の持って生まれた運命を精一杯、生きて、そして、死んでいったのです。
そんな登場人物たちを誇りに思います。
そして、そんな人々を書ききることができて、本当によかった。
ひとりの人間として、成すべきことを成し遂げた。
そういう気持ちです。
第五話一〇章 大国母へへの応援コメント
藍条さんの描かれる女性たちは魅力と覇気が溢れていてとても素敵です。(もちろん男性キャラもカッコいいですが)ロウワンたちは政治にも関わっているので、トウナがいてもやれることはいっぱいあると思いますが、トウナが自分から「私がいなければビーブは護衛をしなくていい」と、ちゃんとそのことを考えて口に出したことがいいなあと思いました。
かと思えば留守を預かってるガレノアは戦場で力を存分に発揮しているし。
メリッサは戦うとは違う「開発」という点で戦闘に貢献しているけど、実際に剣を握って戦う女性というわけではない。
でもブレストは戦う女ですが、またガレノアとは戦い方が違うスタイルだったり。
男性とか女性とかいう括りより、一人一人のキャラが性別含め、生き方も戦い方も丁寧にその人に最も合うように設定されているのが魅力的ですね。
女の扱い上手な行者さんもとても好きです✨
作者からの返信
何度も読み返してしまう素敵なコメント、ありがとうございます。
登場人物たちを愛してくださって、とても嬉しいです。
トウナはヒロイン枠から『もう一方の主人公』に配置転換となったので、ロウワンと一緒には行動できなくなりました。
これからは、ロウワンとは別の場所で世界を支えることになります。
これから登場する人物たちも含めて最後まで、それぞれの運命に納得していただければなによりです。
第四話六章 特別な囚人への応援コメント
アルヴィルダが出て来ましたね。
彼女の言葉を聞いていると、最終的には相容れないものを強く感じても、ロウワンほどに力強い覇気を感じます。
それはパンゲアという権勢を背に負っているからというよりも、彼女の中で自分が幸せになろうとか、そういう個人の幸福などは考えないほど「何かあったら死ぬ覚悟は出来ている」というものがあるからのように思いました。
しかし「自分は死ぬ覚悟が出来ている」と迷いなく言える人間がトップにいる時、その配下に幾人もの「死にたくない」という一人一人の願いをもまとめて、指針を打ち出していかねばならないので、そのあたりアルヴィルダがパンゲアという国の中でどういう存在になって行くのか、
そして外側の人間から見ると、どういう存在に見えるようになって行くのか。
この時点では強く、譲れない部分で交渉決裂した印象はすごく感じますが、
最終的にアルヴィルダがどのように描かれて行くのか、非常に今興味深いです。
双子の姉妹がいるというのは、結構気になる設定ですね。
彼女は重すぎるものを背負っていく運命にあるアルヴィルダの傍らに最後までいるのかいないのか。アルヴィルダが強くある理由にこの妹がどれくらい関わっているのかとか、これからの展開楽しみにしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
アルヴィルダはパンゲアの歴史と伝統のすべてを受け継ぐ存在。『初代』のロウワンとは背負うものがちがいます。
それだけに『決して譲れない』という思いも桁違い。
すでに描かれてているアルヴィルダたちの運命。納得のいくものであれば、幸いです。
一章 騎士マークスの伝説への応援コメント
私の所に来てくださって、ありがとうございます。今はどんな作品を書いていらっしゃるのかと来てみたら、わー、驚愕!
1,732,109文字!
この作品を書かれることは、もう生活の一部なのでしょうね。少しずつ読ませていただきますね。
作者からの返信
わざわざお越しくださり、感謝します。
これ、実はクロノヒョウ氏のお題企画『壊れたオルゴール』に参加した千文字に満たない小編がもと。
それが、こんな大河浪漫に化けたのですから、我ながら驚いています。
これを書ききるまでは死ねない。
文字通りのライフワークと化しています。
第三話最終章 島への帰還への応援コメント
メリッサは、私がずっと会いたかった「もうひとつの輝き」の学者なので、出て来ただけですごく嬉しいんですが、ロウワンが戦いにドンドン集中して行って、子供らしさが消えて行ってる所に現われて、時々ドキドキさせてくれるようになったのでちょっと嬉しいです
確かに大いなる使命は負ってるけど、俺は使命が全てだからって凝り固まってしまったら、血を広げ、繋いで、時代を越えて行くことは出来ないですからね。
誰よりもロウワンはそのこと知ってると思うから、いつかは誰かを選ぶのかなあって思うので、メリッサは同じ志を理解し、持ってる人だし、強さもあり、歳は離れててもすごく似合うと思います。
しかしながら「男なら嫁を貰い、立派に家庭を持つものだ!」と言わんばかりにロウワンより早く結婚して見本を見せたビーブ兄貴はさすがだと思いました
コハさんも種族違ってもビーブが好きでついて来てくれて愛情深いですね✨
野伏さん、行者さんと仲間も大分増えたのですが、
野伏さんも身を飾るとか全然興味ないのかと思ったら行者さんと身に着けるもののさり気ない粋を楽しんでいて、気の合う仲間が増えて良かったです
それぞれの使命もありますが、個性もあり、
異世界冒険ものとなると、登場人物も多く、一人一人の書き方の濃度が下がってしまう話というのはあるのですが、こちらはやはり仲間が増えても全然濃度下がらないのが本当にお見事だと思います。
ハルキス先生、ただいま!
作者からの返信
ロウワンを完全無欠のヒーローにするわけにはいかないので、その点は気をつけていました。今後も事あるごとにビーブ、野伏、行者たちにイジられることでしょう(笑)。
この手の物語は、どうしても登場人物が膨大になりますからね。最後まで一人ひとりをきちんと描ききりたいものです。
第三話二一章 討伐会議への応援コメント
ビーブは弱っていたからついて来られなかったのかもしれないなどとロウワンが心配していましたが、ビーブは弱ったくらいで付いて来られなくなるほどヤワじゃない!!✨と信じていましたので大軍率いて戻って来てくれた時やっぱりな!!🤗と思ったけど、
それより「俺は女みたいなグズと一生結婚なんかしない」みたいにビーブ思ってそうなので、嫁さん連れて来た方がびっくりしました! 人間の女には素っ気なかったというのに……!! でも人間でも小さい男の子って「おれは女なんかきょうみないぜ!!」とか言ってる子いるけど、大人になれば自然と異性への興味は芽生えるものですからね
ビーブは誇り高いし腕っぷしも強いので、相手の方もサル界ではかなりの美女の分類に違いないと想像してます。きっとなんかビーブが危ない所を助けてやったか、色んな動物について来てくれ!つって渡り合ってる姿に惚れてついて来られたに違いませんな!
俺はこれからも危険な旅を続ける男だぞとか言っても「貴方と一緒にいられるなら構わないわ」とかいって付いて来たのであろうと推測
ビーブ性格男前なので惚れるよりは惚れられる方だと思っておりました😊
作者からの返信
『ビーブは弱ったくらいで付いて来られなくなるほどヤワじゃない!!✨と信じていました』
なんとも嬉しいコメント、ありがとうございます。ビーブも、
「わかってるじゃねえか。気に入ったぜ」
と、喜んでおります。
嫁を見つけて来たことといい、これぞまさに『兄貴分の面目躍如!』というシーン。
ビーブの存在によって、人間のみならず鳥や獣たちも参戦する、まさに『世界の総力戦』という図式が出来上がりました。そんなつもりでサルたちを出したのではないのですが……本当、この物語は『そんなつもりじゃなかった』が多くて、書いている当人も驚いています(笑)。
第二話最終章 そして、時代は動き出すへの応援コメント
パワーあるセリフを作る要素の一つが「言っていることに筋が通っていること」「もし通らないことになったとしても、通っていないことをその人自身が自覚していること」だと個人的に思っています。
そんな私にとってガレノアのセリフはどれも非常に印象的で、いいな! と思いました。
「男に負けないために男になるなんて女の価値を貶めてる」という部分と、
しかしそうならないと海の上では生きていけなかったからそうした、
そうすることで強い海賊になれたが、その為に多くの悪事を働いた。
だから今更そんな自分が「新しい時代を作っていくのはおこがましい」(出来ることは、そういう連中の手助け、力になること)。
本当の意味で新しい時代を作って行くのは、次世代の者たち。
そういうのが本当に私が聞いていると、物事の道理を弁えていて、重んじていて、素敵です。
ガレノアが、トウナにこういう話をしたという展開も無茶苦茶好きです。
このエピソードを聞くまでちょっとまだトウナの存在が船の上でフワフワしていましたが(彼女自身それを理解して、船室に避難している所もまた弁えていて非常に良かったです! あそこで自分も戦いたい、の気持ちだけで出て来られて混乱生んでたら嫌いになってたかもしれない。弁えて退く、トウナの賢さが現われていてとても良かった)
ガレノアにこういう話をされて、トウナの中に強い風が吹き込まれたような感じになる所がとてもいい。
これはロウワンにも、出来なかったことだと思うのです。別の言葉で、ロウワンとして何かを与えることは出来たかもしれませんが、それはやっぱり男が女に言葉を与えたこと、なのですよね。
ガレノアがトウナに話す。
女が女に話す。真剣に話す。真剣に受け止める。
これも人間同士の一騎打ちだと思うのです。ガレノアとトウナのこのエピソードは、とても素敵でした!👏✨
作者からの返信
いつもながらのアツいコメント、ありがとうございます。登場人物の思いを汲みとっていただけて、とても嬉しいです。
女性が男の所有物であった時代と地域。そのなかで、女としての人生を勝ちとっていく。それを、男に任せるわけにはいきませんからね。
トウナにとっても、人生を懸けた戦いのはじまりです。
第二話九章 嫁姑(?)戦争への応援コメント
「輝きは消えず」号可愛いです……気位の高いご令嬢って感じ
個人的なことで恐縮なんですが、私は帆船がとても好きで、本当に強い昔の軍の帆船とか「女王」とか「貴婦人」とか呼ばれて女性として位置づけられて敬われてきた欧州の歴史とか知ってるので実はとても納得できる設定なのです
ハルキス先生の理想の女性像なのか、娘というニュアンスなのか、いずれにせよ先生が大切に守って来たお嬢さんなんだなというのが伝わってきます。
こちらの物語は「物」にも魂が宿るというのを鮮明に書いているのがとても好きです。
物こそ、人間に寄り添って存在するものです。でも元々こちらの話のテーマが「受け継いでいくこと」だと思うので、人間同士だけじゃなく、人間に託された「物」も大切に描かれるのは道理だと思って納得します。
人に大切にされて来た物には魂が宿るので、きっと「輝きは消えず」号もこの先勇敢にロウワンたちと戦ってくれるんだろうなって期待しています。
トウナが「女同士の戦いだから私が話を付ける」とロウワンにちゃんと主張するのもいいですね ここの話は本当に、「守る為でも人を殺した!」とか、深い所まで物事の意味が掘り下げられていることを感じます。
だからこそこちらの登場人物たちが口にする言葉は、強く、鮮やかでとても印象に残るのだと思います
作者からの返信
コメントありがとうございます。
女同士の争いに、男が口出しできる気がしませんからね(笑)。
ロウワンが人を殺した場面は、もう子供ではいられなくなった人間が、本当の意味で自分の人生を生きはじめた瞬間ということで、私にとっても思い出深い場面です。
第一話最終章 帰還のときへの応援コメント
ロウワンは賢いけれど、色々考えられるからこそ考えすぎる所があるので、側にいるビーブが恐れ知らずな性格してるのがとてもいいですね!
この話を読んでて思うのが、主人公は一人じゃない、っていうことです。
でもある意味一人なんです 一人でも僕がやるんだ! という気概だけは持っていて、誰かがいるから平気とか、誰かがやってくれるだろうとかそういうことで他人に依存は全くしてない。
独りなのです
でも、一人じゃない。誰かしら主人公たちに寄り添っていて、それは人間の相棒とは限らず、別の種族だったり、人間ですらなく、尊敬する人の言葉だったり、亡くなった人たちの存在だったり。
要するに「誰かや何かを想う気持ち」が常に彼らに寄り添っているので、孤独だけど孤独を感じさせないように描かれてる所がとても好きです。
そして誰かを強く想える器だからこそ、時代を越えて受け継いだり、誰かに受け継がせたりするだけの「引力」をここの話の主人公たちが持っているんだろうなと思います。
作者からの返信
熱いコメント、誠にありがとうございます。
この物語は、登場するキャラがどんどん重要な存在になっていくので驚かされます。これからもいろいろなキャラが登場しますので、お楽しみに。
追伸
力の入ったレビューコメント、ありがとうございました。何度も読み返しています。
第一話一七章 さよなら、先生への応援コメント
これはもう、第一部の騎士マークスの話の所から感じていたことなんですが、この話の、実際に起きたどこかの国の建国記や、長い間伝わって来た現実の聖書のように的確で鮮烈な文章に驚かされます。
連載中になってるけどこれ一度完結まで書かれた話なんじゃないかな? って思うくらい一話から迷いがなく、澱みも無く語られて行く話に圧倒されます。
話自体も個性的で、こちらにしかない世界観なのに、語り口に迷いがなさすぎるので、説得力があるというか、見たこともない異世界の、異世界設定の話なのに、読み手を納得させる力が凄いなと思います。
書いている人が、完全にこれ自分の中で書きたいものが明確にアニメのようなビジョンで頭に思い描けてるんだろうなというのを感じるのです。
情景、展開だけでなく、登場人物のセリフが時に芝居がかってるような言葉でも、魂が籠ってる為に、軽くない。
ハルキスさんも魂の本当に強い人だけど、その人が最後に弟子に頼んだことが500年の時を経てもバラバラになった仲間達のことだったっていうのがとても感動しました。
何よりも「きっとあいつらも生きていたら世界を救う研究を続けていたはず」と信じ抜いている所が素敵でした。
ハルキスさんがそう思うくらいだから、きっとその仲間達やその子孫、意志を受け継ぐ人たちが今後出て来るんじゃないかなと思って楽しみにして読み進めたいです。
こちらの話の、魂がちゃんと籠ったセリフがとても好きです!
これからも楽しみに読み進めて行きます。
作者からの返信
力のこもったコメント、ありがとうございます。とても、うれしいです。
この物語はいまも日々、書きつづけているのですが、自分でも不思議なことに、これだけ長大な物語なのに一度も話に詰まったことがないのです。
自分の方こそが、この物語に選ばれたのだ。
そう思っています。
最後まで満足していただけるよう、これからも励んでいきます。
一章 騎士マークスの伝説への応援コメント
企画『古典的な王道ファンタジー小説が読みたい!』にご参加頂きありがとうございます。
期待を裏切らない展開、久々に胸が躍る小説に出会えました。
まるで映画の序章を見ているようですね。
ガレノアという名前から男だと完全に思い込んでいました。
まさか女性とは、意外性とインパクト、コミカルな会話、素晴らしいです。
ゆっくり読ませてください。
作者からの返信
こちらこそ、ありがとうございます。
出だしは完全に映画のイメージです。
海外ファンタジーを中心に読んできたので、世界観は完全にそっち系ですね。ユーモアは『アルスラーン戦記』が手本ですが。
まだまだ終わりそうにないので読み応えはたっぷりです。気長にお付き合いください。
一章 騎士マークスの伝説への応援コメント
企画に参加してくださりありがとうございます。
海賊はやっぱりかっこいいですね。
よかったらこちらの作品もよろしくお願いします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
たしかに、海賊はロマンですからね。
編集済
五章 人類への責任か、巫女への恩義かへの応援コメント
修正の要求ではないただの報告ですが、この章では『見ていただくことすら出来ないと言うのですか』の末尾の文字が、自分のスマホからですと化けてます。
千年後の海賊たちが、依然ハープを奏でるその女性を目撃した。ということは、マークスたちは天詠みの島に辿り着けなかった、あるいは到ったのだとしても天命の理を解除できなかった。
天竺を目指した玄奘三蔵に置き換えての現代に強引になぞらえますと、それがそのまま後の世の有り様を示しているという気がしますが主人公の少年の道筋やいかに。
亡道の司や天命の巫女に繰り返しルビ振られてるのは鉤括弧の代用ですか、とお訊ねしたかったのですが、藍条森也さんでもそのご様子で。
のっけから読みが不明にかかわらず大変な人気の作品等、つくづくいろんな方がいらっしゃいます。
------
追記
そういうことでしたなら
オルゴール第一部 一章 『黒い小瓶をを手にとった』
同 五章 『つい、興奮してましって』
ハッカーズ2(目下最終話のみ読了)でマンガ家としての適正、とある所は 適性なのでは
それから、同 最終話 ラスト2 『君のお兄さん、マンガ家なの』
同 ラスト4 『作品に対する愛ってものがないの』
オルゴール第一部 一章 『うかつにさわるやつがあるか』
上記の末尾に文字化けあります
ルビに関しては、真似するかはわからないまでも、わたしは全然違和感なくサラサラ読ませていただいてます。
次回って今夜の7時ですかね? 苦しみに、いえ楽しみにしてます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
まず、文字化けの件ですが、これは『⁉』の付け忘れで、私の注意不足です。ご指摘ありがとうございました。修正しました。
事前のチェックはしているのですが、誤字脱字はどうにも消しきれません。これからも、ご指摘いただけるとありがたいです。
ルビに関しては、小学生や母語が日本語でない方も多くいらっしゃるようなので、固有名詞や読みづらいと思った字には付けるようにしています。
パソコンの置換機能で一斉に付けているので、すべての文字に付いています。
ルビが多くて読みづらいと思う方もいらっしゃるでしょうが、これが、私の文章ということで。
さて、今後の展開についてですが、5月22日開始の第二話において、騎士マークスの物語は一旦の終わりを迎えます。
そこから、第三部に飛んでエンディングを迎え、その後に、本編とも言うべき少年が主人公を務める第二部がはじまります。
この第二部はエピソードの集合体で、明確なエンディングはありません。作者の力尽きたときが終わりです。
天詠みの島に関しては次回、語られますので、お楽しみに!
第七話六章 我が子の、その子の、さらにその子のためにへの応援コメント
「あたしに貴方の子供を産めって言うの?」
って言われた時に、プリンスさん怯むなっ!! そうだ!! って思い切り言ったれ!!
と願っていたので、
恋愛目的なら結婚はする気はしない。
タラの島の女としての「当然」として、いつか子供を産んで母になる気はあるから、強くていい男を選ぶ気はあるけど、恋愛が目的じゃないっていう。
自然界の動物たちはメスがそういう風に力のあるオスを選んで、オスはメスに選ばれるように、多くは見目がよく、目立つ風貌をしていて「こんなに目立っても俺は生き残っているほど強いオスなんだよ」ということを示しているんですが、トウナは本当に甘いこと言わないのが素敵な女性だと思います。
プリンスの方が「女性は単に子供を産むだけの存在として見られるなんて嫌だろう」などと本命の女性に気を遣って、とりあえず「結婚して俺の嫁になってくれればいい」と考えた所をトウナが「私の夫になった以上、働いてもらうよ✨」って甘いこといわずはっきり要求してくれるとこがいいですね。
プリンスさんも苦労した方なので、純朴な感性は失われてなくとも女にそこまで言われたら「それでいい!」って大きく受け止めるのが大変素敵でした。
ロウワンの恋の行方は興味深いのですが、今の所トウナとメリッサのどっちかならロウワンの相手も務まる存在かなと考えていました。
トウナもしっかりした考えを持っていて、時にロウワンの考え甘い所があったらビシッとそこ突いてくれるようなところ、非常に合っていて、この二人が夫婦になったら相棒みたいにしながらも、それぞれのフィールドで普段は仕事をしていても、協力し合って生きていけるよなぁと思っていたのが気に入っていたのですが、
ただ、トウナは船を降りた時にしっかりとロウワンについて行くのが私の人生ではない、と心に決めたような所が伝わって来ていたので、もしかしたらいつか違う男性を選ぶのかなあと思っていたため、しかしトウナに惹かれるプリンスさん好きだったので、まさかここで想いが成就すると思わずすごく嬉しかったです!
生きて帰ってきたらね
というのはさすがトウナ、賢い所ですけど。
ただ「分かった。貴方と結婚する」と答えてくれたところが、私はトウナの優しい、気の強い女性ですが、非常に柔らかい感性で魅力的なところだと思うのです。
「今は分からない。答えられない。生きて帰って来たらもう一度プロポーズして」のパターンもありそうですが、そうしたらもう何もかも何一つ約束がないんですよね。
トウナが「結婚する」と言ったら、必ずその約束は守ってもらえると思います。
その気が無いのにそういうこと絶対に言わない女性ですからね。
プリンスさんの本気が届いて、過酷な戦いに赴くことも分かっているから、
自分との約束が強い守りになるようにしてくれたのではないかと。
長編小説ってこういうのなのですよね!!!
主人公とヒロイン書いておけばいいわけじゃ絶対ないんですよ。
私も主人公とヒロイン以外の恋愛とかもすごく長編小説において重視しているので、追って楽しんでる物語でこういう登場人物たちの恋愛や、約束とかが丁寧に描かれている話が大好きなので、このエピソードとても嬉しかったです!✨
メリッサは逆に、ロウワンからも敬慕の念を向けられることが出来る女性というのが強く、こちらももし夫婦になったとしたら、旦那さんが奥様の要望をよく聞くどちらも好奇心旺盛で常に前を向いて生きる感性が非常に似ていてお似合いになると思うのですが、
まだ先は長いので、この先また思いがけないことが起きるのかもしれません。
こういう「約束」を描くと、プリンスさんもすごく読み手が戦闘中気に掛けますよね。どうか無事にいてくれと。
藍条さんは容赦ない描写も書く時は書く作家さんなんだということはもう分かったので、このトウナとプリンスさんの約束が果たされるのかどうかは最後まで分かりませんが、でも藍条さんの描き切った展開に身を任せて、見守っていきたいと思います。
ビーブ兄貴が男前なんてことは登場した時から分かっていたので今更驚きなんてありませんが、ビーブの血統が最後の戦いまでロウワンと共に戦うことになるって書いてあってビーブ大好きなのでそれもとても嬉しいです!!✨
戦記物の長編小説ってこうやって、
「叶うか分からない約束」と「叶うことが分かっている約束」を両方書く作品があるのですが、私はこの両方書いてくれる話というのが昔から大好きなので、描き方とても読んでいて嬉しくなりました。
プリンスさん絶対生き残って帰って来るんだぞー!!!
一番大好きな人を嫁にもらって幸せな家族を作るっていう、自分の願いの為に!!
作者からの返信
いつもながらの熱いコメント、誠にありがとうございます。
トウナは当初こそヒロイン枠でしたが、途中から『もう一方の主役』に昇格したため、ロウワンと一緒にはいられなくなりました。
そこで、プリンスとくっつくことになったのですが、その結果としてプリンスも主役級の人物となりました。
ビーブもそうですがこの物語、
『書き手の思惑を超えて重要になったキャラ』
が、たくさんいます。
新登場のセシリアも、最初は一メッセンジャーとしてのちょいキャラてしかなかったのに一話丸々、主役を務めてしまいましたからね。
これぞ、書き手にも制御できない登場人物の生命力。
そんなたくましいキャラたちに恵まれて、本当に幸せな物語でした。