第11話ルサンチマン
少女「きゃー!きゃー!ママー!」
少女が乗った象の体からは、空模様にペイントされた鉄骨が伸びており、
それは中心でグルグルと回転する機械に繋がっていた。
少女の乗った象はまるで空を飛んでいるかのように、その機械の周りを何度も何度も周回していた。
歩夢「ほら!未来(ミク)ちゃん!じゃあ次はこれだ!」
歩夢は椅子の前にあったレバーを倒すと、二人が乗った象は飛行する高さを上下させた。
未来「きゃー!!キャー!!!楽しいー!!キャー!!!」
空飛ぶ象のアトラクションを乗り終えた二人は、
近くで待っていた一人の女の元まで歩いた。
歩夢「翠(みどり)お待たせ!」
未来「楽しかったー!今度はママも乗ろうー!」
翠「えー!ママはいいよー」
未来「どうしてえ?!あたま痛いの?おなか痛いの?」
翠「あはは、ありがとう未来。ママは大丈夫だよ」
歩夢「ママは高いところが怖いんだよ」
未来「えー!なんでー!楽しいよー!ママおかしいー!」
歩夢「ママおかしいー!」
翠「ママおかしくないー」
翠はそう言いながら白目を剥いて、失神した真似をした。
未来「キャアハハハハハ!ゾンビー!」
歩夢「アハハハ!パパもゾンビだぞ」
歩夢が未来を持ち上げると
未来は大はしゃぎしながら「パパ!次はあれ乗りたい!」と言った。
歩夢「おお!ピーターパンか、よし行こう!ママもあれは大好きだよね」
翠「好き!」
翠は「ユーキャンフライー♪ ユーキャンフラーイ♪」と歌いながら
両手を羽のように動かし早歩きで歩夢と未来を追い越した。
大河はチケットカウンターで料金表を眺めていた。
大河 (ウィズミーランド来るのは久しぶりだな)
大河は紗綾香と婚約する前によく二人でここに遊びに来ていたことを思い出した。
紗綾香「なんで千葉にあるのに東京なんだと思う?」
大河「その方が外人にブランドが分かりやすいからじゃん?」
紗綾香「夢ないねー、君は」
大河「ウィズミー以外にも千葉にあるのに東京って言ってるとこいっぱいあるよ」
紗綾香「夢ないねー。きみ」
大河「そうかな、紗綾香はなんでだと思うの?」
紗綾香「昔は東京も千葉も一つの仲間だったからでしょう」
大河「なに時代の話だい?」
紗綾香「アハハハ!昔!でも日本が全部東京だったらみんな喧嘩しないじゃん」
大河「そんな風に思うの紗綾ちゃんか秦の始皇帝くらいしかいないよ」
紗綾香「アハハハ、また意味わかんないこと言ってる」
大河「アハハ。ごめん」
紗綾香「閉まって閉まってその宇宙人。ウィズミー来たんだから」
大河「俺たちここ来たの今月で2回目だよ?」
紗綾香「楽しいんだからいいじゃん」
大河は笑いかけた口をすぐに閉め、
再びチケットの料金表に目をやった。
大河 (それにしても入園料こんなに高くなったんだ・・)
従業員「お待たせいたしました」
ヒトミ「あ、マミ!空いたよ!」
マミ「高校生4枚ください」
従業員「かしこまりました。お客様、何か年齢の確認できるものはございますでしょうか?」
マミ「あ、忘れちゃった。すいません今日は持っていないです」
従業員「それでしたら、どなたか一名様でも構いませんので、お願いできますでしょうか」
ヒトミ「誰か持ってる?」
大河の前でチケットを購入しようとしていた4人の女達は、
ポケットを確認する素ぶりを見せた。
ヒメカ「あ、私もないわ。カナコは?」
カナコ「私もない」
従業員「そうですか」
するとカナコは鼻で笑いながら
「私達、どっからどう見ても高校生でしょ」と言った。
従業員「失礼いたしました。それでは、高校生4枚で2万2千円です」
マミが支払いをしていると後ろにいたヒメカは自撮り棒を取り出し、
支払いをしているマミと従業員にカメラを向けた。
ヒメカ「制服ウィズミー!!!サイコー!」
ヒトミ・カナコ「イエーイ!」
四人はチケットを受け取ると、園内に走って入っていった。
ヒメカ「マミー!早くー!写真とろー!」
ヒトミ「マミ、大丈夫?トイレ行く?」
マミ「大丈夫!行こー!ヒメちゃん!あとで写真送ってー!」
大河「へー、今もルーズソックスの高校生っているんだ・・・」
従業員「お待たせいたしました」
大河は1日遊び放題のチケットを買うことにした。
従業員「こんにちは。東京ウィズミーランドへようこそ」
大河「あ、1デイパスの大人一枚ください」
従業員「かしこまりました。10,500円です。お支払いはどうなさいますか?」
大河「ワイズペイでお願いします」
大河は端末機にパンドラウォッチをかざし、支払いを済ませた。
大河はチケットを受け取り荷物検査を終えると、園内に入っていった。
大河が探していたのは危険度レベル3の邪意識
“ルサンチマン(リア充爆撃団)” だった。
【ルサンチマン(リア充爆撃団)】危険度レベル3
この邪意織は人間に入り込むと言われている。
この邪意織が入った人間は東京ウィズミーランドにいるリア充(カップルや集団で行動する人間達)に対して妬み嫉み恨みを持つとされており、間接的な危害を加えることが確認されている。攻撃手段は狙った人間を携帯で撮影し、SNSに拡散することでリア充に対するバッシングを起こし、彼らを心理的に追い込むとされている。
大河はさっそく周囲を見渡し、
人間観察を始めると意識を
周囲の会話や仕草に集中させた。
観光客「次あれ乗ろー!宇宙のやつ!」
「アイス食べたーい」
「海賊のやつってどこにあるんだっけー?」
しばらくすると、大河はあることに気がつき、
ゴクリと唾を飲んだ。
大河「一体じゃ・・・ない?」
大河 (ここにいるルサンチマンは、
一体じゃないのか?
・・だとしたら全部で何体いるんだ?)
観光客
「3時間?そんな待つ?どんだけ手際悪いんだよ」
「あの歳で制服ウィズミーなんてよくできるよね」
「何あれー、ほとんど下着じゃん」
「うわー、ペアルックだー。恥ずかしくないのかな?」
大河 (この数・・・俺1人だけで全部解達しきれるのか?)
大河(でも・・・やるしかない。もう亜弥さんはいないんだ。
俺1人で・・やるしかない)
大河は右腕の腕時計を確認した。
時計の針は4時15分を回ったところで止まっていた。
大河「まずは一体」
大河はチケットカウンターで見かけた4人組の女達に声をかけた。
大河「あ!よかったら写真撮りましょうか?」
ヒトミ「あ!撮ってくれるって!」
カナコ「やったー!」
ヒメカ「ありがとうございます」
マミ「私、P-phone2Xだからこれで撮ってもらお」
マミは大河にパンドラ製の最新の携帯を渡した。
大河はマミから受け取った携帯を左手で構えると、
パンドラウォッチに向かって「ニルヴァーナ」と小さくつぶやいた。
するとパンドラウォッチの液晶はまるで懐中電灯のように明るく光った。
大河は右手の甲を女達に向けながら、指を折って5,4,3・・・とカウントダウンした。
大河は1を言い終わると「はいチーズ!」と言って4人の動きを止め、
右手の腕時計に反射する光をマミが持っていたチケットにあてた。
カシャっという音がすると
マミは一瞬クラっとした様子を見せた。
マミ「やば!目瞑っちゃったかも」
大河は「確認しますねー!」と言って今撮った写真をマミに見せた。
マミ「あ、大丈夫そうですね!いい感じ!」
ヒトミ、ヒメカ、カナコの3人は「ありがとうございます」と言いながら
マミに近寄り写真を確認した。
ヒメカは興奮した様子で「めっちゃいいじゃん!」と言った。
4人は大河に再び礼を言うと「あとで送ってー」と言いながら去っていった。
大河の右手につけた腕時計の針は11時4分に変わっていた。
大河は再び周囲の会話に耳を傾け、
あたりをキョロキョロと見渡しながら歩き出した。
観光客
「高っ!写真だけで3千円もするの?」
「えー?どうするー?でも欲しくない?」
「欲しい!買っちゃうか!」
従業員ロボット「こちらではスプラッシュフォールの瞬間に撮影した写真をお買い求めいただけます。他のお客様のご迷惑となりますので、こちらでの携帯電話の撮影はご遠慮ください。」
自然を模して作られた人工の川をチャプンチャプンという音を立てながら、大きな丸太が流れていた。その丸太の上には全身がずぶ濡れになった人たちが満面の笑みを浮かべながら乗っていた。
大河はその流れる川のすぐそばで、人を乗せた丸太が滝から落下するところを眺めていた。
左手につけたパンドラウォッチの画面はストップウォッチが起動されており、6分48秒を回ったところだった。
大河「5・・・4・・・・3・・・・」
「6・・・5・・・・4・・・・3・・・・2・・・」
「3・・・2・・・1・・・0.8・・・・0.5・・・0.4・・0.3・・来た」
大河は目の前の滝から落ちてくる丸太に乗る女に向かって
腕時計から出た光を放った。それと同時に、
滝の上に取り付けられたカメラがピシャッと光った。
大きな悲鳴をあげる人々が乗った丸太はそのまま勢いよく水面に突っ込み、
大きなみずしぶきをあげた。
大河が光をあてた女の胸元には "Happy birthday"と書かれたシールが貼られていた。
大河は腕時計を確認すると針はグルグルと周り、左手のパンドラウォッチが表示する時刻と同じ
11時52分で止まった。
大河はその後も次々とルサンチマンを解達していった。
大河 (5、6、・・・これで7人目だ。
いったい何人乗っ取られてんだよ)
(てか、こんなに広い場所、1人で出来るわけない。
いや、ダメだ考えろ。思考を止めるな。
どうすれば一気に解達できる?)
大河が頭をかかえて考えていると
聞き慣れた男の声がした。
歩夢「大河くん?おー!やっぱり大河くんだ!」
大河「え?歩夢さん?」
歩夢「お仕事かい?お疲れ様」
大河「お疲れ様です!何やってるんですか、こんなところで」
歩夢「いやあ、何やってるって、休みだから遊びに来てたんだよ家族で」
すると歩夢の後ろから、髪の短い女性と、小さな女の子が歩いてきた。
大河「こんにちは」
翠「こんにちは、初めまして。いつもお世話になっております。武井歩夢の妻の翠(みどり)です」
大河「ああ!初めまして。歩夢さんの奥様!
いつもお世話になってます。
平和協会に新しく入会した山田と申します」
翠は未来に「ほら未来ちゃん、パパのお友達ですって」と言った。
未来「こんにちは。武井未来(たけいみく)4歳です」
大河は未来の目線までしゃがむと「こんにちは、山田大河28歳です」と挨拶を返して優しくハイタッチをした。
翠「主人からお話はよく伺っております。期待の新人さんですとか」
大河「いやあ、そんなことないですよ。
歩夢さんの方がお凄いですよ」
翠「あはは。昔のことですよ。主人はもうこの子が産まれてからは現場でのお仕事を引退していて。もう運動不足です」
大河「いえいえ、歩夢さんは今でも本当に頼りになります。
アシストでもいつも助けてもらってばかりです」
翠「お役に立てているようであれば良かったです。
そういえば、大河さんは、亜弥ちゃんからトレーニングを受けてる最中でしたか?」
大河「ああ、ちょうど昨日トレーニングが全部終わって今日から独り立ちなんです」
翠「そうでしたか。それは今日は大変な一日ですね」
大河「あははは、悪戦苦闘中です。あ、
翠さんも亜弥さんをご存知なんですか?」
翠「それはもちろん。主人の唯一の教え子でしたから」
大河「そうだったんですね」
歩夢「はいはいはいー。その辺にしましょうー!
大河くんも今仕事中だし、邪魔するのも悪いから」
大河「ああ、すみません。僕も皆さんのせっかくのプライベートを邪魔してしまって」
翠「いえいえ、お会いできてよかったです」
歩夢「うん。あと、なんか困ってることあったら言って」
大河「ああ、すいません。一つだけ相談させてもらっていいですか?」
歩夢「一つだけだよ」
大河「はい。すいません。実は、今このウィズミーランド内にいるレベル3の邪意織を解達してまして」
歩夢「ああ、ルサンチマン?」
大河「そうです!ご存知でしたか?」
歩夢「当たり前だよ。レベル3の邪意織なら、
協会の邪意織マップ見たら誰でも場所を確認できる」
大河「そうか、そりゃそうか!歩夢さんが確認してないわけないか」
歩夢「もしかしてルサンチマン片っ端から解達しようとしてる?」
大河「え?そうです」
歩夢「無理だよ」
大河「ですよね。やっぱり。7体まで解達して心が折れました」
歩夢「すごいな。もう7体も解達したんだ。
しかもそのナバーナでだろ?」
歩夢は大河の右腕につけられた腕時計を見た。
時刻は1時35分で針が止まっていた。
大河「はい。どうにかして、一気に解達する方法はないですかね?
歩夢さんのカメラみたいに広範囲を光で照らせないかなと思いまして」
歩夢「大河くん、今日が1人で初めての調査だよね?」
大河「はい」
歩夢「じゃあ、ヒントだけあげる」
大河「ありがとうございます」
歩夢「一は全、全は一だ」
大河「え?」
歩夢「そこからは自分で答えを見つけてみな」
大河「哲学的すぎます・・・でも考えてみます!ありがとうございます!」
歩夢「じゃあ頑張ってね」
大河「はい!ありがとうございました!」
歩夢「未来ちゃん、ほら、大河さんに頑張ってって!」
未来「大河さん、頑張って」
大河はもう一度未来の目線の高さまで腰を落とすと、
「ありがとう」と言って再びハイタッチをした。
「今後ともよろしくお願いします」と言って3人と別れた大河は、
パンドラウォッチに向かって「一は全、全は一ってどういうこと?」と呟いた。
するとパンドラウォッチについた人工知能が大河の質問に返事をした。
人工知能「この言葉は、哲学や思想において、"すべてのものが統一されていて、統一されたものがすべてを構成する"という考えを表しています。
この言葉は、主に中国の儒教や日本の法相学(ほっそうがく)派などにおいて使われますが、正確な言葉の源は不明です」
大河「すべてが一つ、一つがすべて・・・」
大河は直近の2-3時間の記憶を巡らせてから、
しばらく黙って考え込んだ。
突然ハッと何かを閃いた大河は
「入り口だ」と呟いてから歩き出した。
大河がチケットカウンターにたどり着くと、
人が並ぶ列はすっかりなくなっていた。
大河 (よかった。まだいた)
大河はポケットから財布を取り出すと中身をすべてポケットの中にしまい、財布を空にした。
先ほど自分がチケットを買った時と同じカウンターまで歩いた大河はカウンターの従業員に声をかけた。
大河「すいません。あのー、これ、さっきそこで拾ったんですけど」
数時間前に大河にチケットを売ったその従業員は
「お届けいただいてありがとうございます」と言って大河の財布を受け取った。
大河 (まずい、・・・・弱いか・・)
大河の右手につけた腕時計は光ることなく
針は1時35分のまま止まっていた。
従業員「こちらでお預かりさせていただきますね」
大河「・・・ここにいる番なんですか?」
従業員「はい?」
大河「あ、いえ・・その」
すると大河のパンドラウォッチの液晶が突然明るく光り出した。
大河「うわあ!」
大河は驚いてパンドラウォッチを確認する素ぶりを見せながら、
右手の腕時計に光を反射させた。
その光が顔にあたった従業員は強く瞬きをして、顔を横にそらした。
大河「あ、すいません。なんだこれ」
大河はパンドラウォッチの画面をタップして液晶の明かりを消すと
「ここにお留守番なんですか?そのお財布」と言い直した。
すると従業員は「あ、はい。一時的にこちらでお預かりさせていただいた後に落とし物センターで保管させていただきます」と言った。
大河「あ、そうなんですね。すみません。よろしくお願いします」
大河の腕時計の針はまたクルクルと周り、
1時51分で止まった。
大河はチケットカウンターから離れると小さな声で
「よし」と呟いた。
腕時計を確認した大河はふと、
トレーニング期間中にした亜弥との会話を思い出した。
亜弥「大河くんさ。いつも手ぶらじゃん?」
大河「はい。亜弥さんは、いつもリュックからなんでも取り出しますよね。漫画の猫型ロボットみたいに」
亜弥「バカにしてる?」
大河「いや、してないです。凄いなあと思って。いつも、その時に必要なものがドンピシャでなんでも出てくるの」
亜弥「別に大したもの入れてないよ。何が起きるか予測してるわけでもないし。
即興で使い方と打開策考えてるだけ」
大河「凄すぎます」
亜弥「大河くんもその内できるようになるよ。ちゃんと私を見てれば」
大河「頑張ります」
大河はもう一度振り返って、チケットカウンターを見ると
「プライベートと仕事で財布分けよ・・・今度から」と言った。
それから大河はウィズミーランドに再入場すると、
周りの人間を再び観察し、会話を聞きながら、
しばらく園内を巡回した。
(・・・よし、大丈夫そうだ。やっぱり、俺のカンは当たってた。
最初から根源を解達すればよかったんだ・・・)
(やった。初めて1人で解達できた)
大河はニヤケそうになる口元を手で隠した。
大河は携帯を開き歩夢にメッセージを送信しようとした。
「ありがとうございました!解達できました!
歩夢さんの言葉の通り・・・」
しかし、そこまで入力すると大河は全てのテキストを消去し
「夜にするか」と呟いた。
大河は平和協会のメンバーの為に買ったお土産を持って歩いていた。
上機嫌で帰っていた大河は「そうだ」と言って、
亜弥の連絡先を開きテキストを入力した。
「亜弥さんお疲れ様です!初めての一人での調査、無事に解達できました!途中で歩夢さんに会って・・・」
大河が歩きながら携帯で文字を打っていると
突然
「あぶない!」という女性の声が響いた。
大河の歩いていた道の脇から一人の子供が飛び出してきた。
子供を避けようとして大きく横に動いた大河は
後方から近づいてきていた男に激突した。
ドン!
大河「?!!!」
大河はその場に倒れ、気を失った。
大河「・・・・・・」
人工知能「このパンドラウォッチの所有者が事故に巻き込まれた可能性があります。緊急連絡先に位置情報を送信しています・・・」
ティンドンディンドンディーン
ティンドンディンドンディーン
聞いたこともない通知音に
慌てて携帯を手に取った亜弥は
画面に表示されたメッセージを確認すると
真っ青な顔になった。
亜弥は急いでヘルメットを被りバイクのエンジンをかけた。
亜弥「大河くん!」
大河「・・・・・・・」
続く
第十二話「THE CLOSER HAS COME」
カムクローサー @Kixasu0416
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