第34話 ゲーセンとプリクラ

バッシュを買った俺たちは昼飯を済ませ適当にウインドウショッピングをしながら歩いていた。

あらかた冷やかし終わったタイミングで有原さんが口を開く。


「このメンバーでプリクラが撮りたいです!ゲーセンに行きましょう!」


「良いですね。行きましょう。」


白雪もそれに同調する。俺と秋也は苦笑いを浮かべながら同調するしかなかった。


プリクラ機の中に入ったのは初めてだけど思ったより狭い。

並び順は無難に俺、白雪、有原さん、秋也の順になった。

色々なポーズを強要され中には抱き締めるとかもあって精神が削られたがなんとか撮り終えてプリクラは終了した。

落書きを2人に任せて秋也と近くのベンチに座る。


「初めてプリクラを撮ったがアレはやばいな。役得ではあるが精神が削られる。」


珍しく秋也も疲れているようだ。


「激しく同意だ。暫くいいわ」


そんなことを話していると2人が出てきたので合流して晩飯の買い出しに向かった

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