第12話
その夜、大学から家に帰った遥はちょっと後悔していた。別に好きでもない相手をいきなり私のフィールドに引き込んでしまったことに。
あんなデートをあそこでいきなり提案しちゃったから…熱狂的なサポーターの私は好調どうしの対戦という大事な試合に勝って興奮して思わず気が動転してしまった…レンタル期間の延長にもすぐ応じてしまった…でも楓みたいに陵介くんのことをそんなに悪く思ってないし、サッカーデート楽しかったし…
アウェイ2連戦の直後のホームゲームは現在開幕から10連勝でN2リーグ首位を独走する「バサッシーリ熊本」との対戦が控えている。
3部から昇格したばかりで熊本とは初対戦になるのだが、もしそのチームに勝つことが出来たとしたらブッカケーロが大好きすぎる私はどうなっちゃうんだろう…
サッカーにどハマりして時には大声を出してピッチの選手に客席から野次(いい言葉でいったら激励)を飛ばす私を見て陵介くんはの気が変わってなかったら、私の事好きなんだし、もしそこで告白してきたら…
いろいろ悩みすぎてこれ以上考えてたらおかしくなりそうで、1人で抱え込めなくなった結果
「よし!楓に2週間のレンタルカップルになったことも正直にしっかりと打ち明けよう!」
と罰ゲームの発起人である1番の大親友に話すことを決意した遥だった。
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