第22話
そしてキッチン
「手伝いにきたよ」
「…」
少女はペコリと頭を下げた。
「お菓子はいつも君が作ってるの?」
少女は小さく頷いた。
「凄いね」
「…!」
少女は少し喜んでいる。
そんな会話の中俺はどう切り出そうか悩んでいた。
いきなりも駄目だし自然に言わなければと思っていた。
俺は勇気を出して言ってみた。
「君はどうしてあんなデスゲームを開催してるの?」
「…」
少女は答えない。
顔色も変わらない。
「無理やり誰かにやらされてるの?」
少女は泣きそうになりながら首を振る。
俺は思った。
この少女はあの2人の少女に無理やりやらされてるのだと。
そして俺は切り出した。
「2人きりで話がしたい」
少女は訳が分からない顔をしている。
「とても大事な話だ」
「…」
少女は躊躇いがちに頷いた。
そして俺と少女はお菓子とお茶を持って2人の少女が待つ庭に向かった。
「お待たせしました」
俺は言いながらテーブルにお茶を置く。
「おっそーい」
どうやら2人の少女は待ちくたびれていたようだ。
「早くお茶会始めましょ」
「ええ喜んで」
そしてお茶会が始まった。
大切なもの 最上司叉 @moemee
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