第19話

俺はある老人の指示を受けこの洋館にやってきた。


このデスゲームをぶっ壊すために。


俺は目的を果たしこの洋館の新しい主人になった。


毎日毎日参加者があとを断たない。


俺はゲームで手を抜くこともできず参加者が殺されていくのを指をくわえて見ていることしかできない。


俺は監視されているからだ。


この洋館には盗聴器隠しカメラが仕掛けられていた。


俺はこの監視をくぐり抜けこのデスゲームを壊す必要があった。


もちろん敵側もバカじゃない。


俺は正体を見破られないように毎日を過ごしていた。


この洋館の人間は全て敵なのかさえ分からない。


俺はそれとなく洋館の人間の行動会話を調べてみた。


おかしなことが分かった。


機械みたいに毎日同じ行動同じ会話しかしていなかったのだ。


どうやらここの人間も俺と同じで監視されているらしい。


盗聴器と隠しカメラに少しでも異常があれば敵側の人間がすぐに飛んでくるに違いない。


俺はどうするべきか悩んでいた。


八方塞がりとはこのことだ。


そのままの状態で数ヶ月が経とうとした頃俺はあるお茶会の誘いを受けた。


俺がここに来てこんなことは初めてだ。


もちろん参加するに決まっている。


招待状を持ってきた執事に返事をすると車まで案内された。


森を2〜3分走った時急に視界が開けた。


そこには小さな庭つきの洋館があった。


車が止まり俺は車を降りた。


「こちらでございます」


執事に庭に案内されて俺は驚いた。


そこには少女が3人椅子に座っていたからだ。


どういうことだ?


この少女達が黒幕なのか?


俺は混乱していた。


すると少女の1人が口を開いた。


「この人が新しい主人?」


「左様でございます」


と執事が答えお茶を用意してまいりますとキッチンに向った。


少女達はニコニコしながら迎えてくれた。


「ようこそお茶会ヘ」


俺も満面の笑みで答えた。


「お招きに預かり光栄です」


そしてお茶会は始まった。

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