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『私は四天王の中でも最弱、でもアノの方は....。』

『私は四天王の中でも最弱、でもアノの方は....。』

猫野いちば

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★28
10人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 天宮涙花
    13件の
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    ★★★ Excellent!!!

    ただ猫らしく生きるだけで、魔王城のすべてが伝説になる

    「私は四天王の中でも最弱」――そんな物々しい告白から始まるのに、読み進めるほど頬がゆるみます。

    自由気ままに振る舞う猫と、その一挙手一投足に恐るべき知略や深い慈悲を見いだす、生真面目で忠義に厚いミノタウロス。荘厳な異世界の語り口と、どう見ても愛らしい日常との落差が絶妙で、壮大な勘違いが膨らむたびに笑ってしまいます。

    けれど、本作の魅力は笑いだけではありません。読み進めるほど、語り手の責任感や謙虚さ、誰かの才を信じる優しさが見えてくる。そして、そこにいるだけで魔物と人間の心を少しずつ和ませてしまう猫が、たまらなく愛おしい。

    笑うたび、登場人物をひとりずつ好きになっていく。猫好きの方にも、疲れた日に心を緩めたい方にも贈りたい、やさしく幸福な異世界コメディです。

    • 2026年9月4日 12:20