第3話 著しい興味の限局と反復的行動パターン
著しい興味の限局と反復的行動パターンでは、例えば「こだわり」についてですが、これは認知が発達すると当然ですが「こだわり」も発達します。A君は電車が大好き! から電車博士へ変容し、他の人が知らないような知識を集めたりします。
そしてこの「こだわり」の質は変わったりしますが量は変わらないと思います。
成長するにしたがって社会性が広がるとともに、ルールや決まりごとを頑なに守る・他者にルールの遵守を強要する・一番になることにこだわり過ぎる、といった社会的行動の中に埋め込まれる「こだわり」に変容する場合が多くあります。
例えば、診察室に入ったけどすぐに出ていこうとする本人を見て、お母さんが「先生に会うのを楽しみにしていたんですけど…」と言っている場面での本人の言い分は、『会うのを楽しみにしていたけど、もう会ったじゃないか』『会うって言ってもう会った、次は帰る手順だろ、話なんかしてないで帰ろうよ』となっているかもしれません。
休みの日に偶然先生に会った際、本人はかげに隠れ話かけても返事もしない、という状況でお母さんは、「照れちゃって、いつも先生が大好きって言ってるのに……」という場面での本人の言い分は『先生は学校で会うべき人なのに!』『会う場所じゃないのに会ってしまった』『会わなかったことにしたい』となっているのかもしれません。
本人の言い分を話してくれたり、読み取れるといいのですが、見えない障害によりなかなかこちら側にすぐに理解はできません。
前回からの3つの特性をふまえると、症状が軽ければ社会適応は良いとは言い切れません。
冗談や皮肉を真に受ける、発言が一方的、融通が利かないといった特性が学校での仲間はずれやいじめの対象になることがある、不登校・ひきこもり・うつ状態・不安状態など、いわゆる二次障害を呈すると、その後の支援が困難になります。
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