私はカメラマンをしています。写真は最も簡単な創作です。機材、位置、タイミングを合わせれば、そこでその瞬間にシャッターを押せば誰だって同じ写真が撮れることを知っています。なのでそこにあった風景や人物や時間が、本当に自分の作品と言えるのか?いつも自問自答しなければいけません。なぜそんなことを続けているのでしょうか?高いカメラやレンズを買って、一日使って出かけて、自分の物かわからない作品と呼べるかわからないものをなぜ撮っているのでしょうか?この物語はその答えを明瞭に教えてくれています。おすすめです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(57文字)
大好きな物語です。出会いのあたたかさ、別れの切なさ、両方が味わえる逸品。是非多くの方に読んで欲しい。最後に、このような素敵な物語を生み出して下さった大田康湖さまに感謝をささげます。語彙力がなくて魅力を伝えきれない短文で申し訳ありません。これからも頑張ってください。
劇的な出会いではない。むしろそっけなさすら感じるほどの、なにげない出会い。けれど不思議に心に残る。そしてその出会いにより、「思い」は静かに受け継がれてゆく。あまたの華やかな物語があり、またうもれてゆく物語がある。そういった中で、こういう物語に出会えることもまた、カクヨムの醍醐味だと思う。
少し悲しげなのに爽やかな読後感なのは、たった一度の出会いを大切にする主人公と、彼女がそれをきっかけに、新たな挑戦を始めたからでしょうね。富士山にはやはり、人を惹きつけてやまない魅力がありますよね。
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