第2話 [高校生活]
am9:00
登校した後、教室に入ると高校に入学してできた男友達の
「おはよ!今何攻略してんの?」と冗談交じりで声をかけて少しスマホの画面の前に手を通した。
「おい~邪魔すんなって~」
祐介は少し不機嫌そうに笑いながら言った。
こうやって朝はダル絡みをしたり昼飯の時も祐介と他の友達と飯を食べて午後の授業を受けて帰るのが俺の高校生活のルーティーンになっている。
でも最近受験が近いからみんなその話で持ちきりだ。
就職する人もいれば生きたい大学があってそれに目指してる人様々だ。
ちなみに俺は特に行きたい大学もないがロボット製作してみたいという軽はずみな考えで指定校推薦を選び面接で下手なことしなければ受かる大学にした。
そこで俺は祐介に聞いてみた。
「お前大学入学どうする?」
「俺はこの高校で受かりやすい短大にするよ、行きたいところもないし」
祐介はスマホを操作しながら言った。
「そうだよな~俺も適当に好奇心だけで選んだよ」
俺もスマホをいじりながら軽く話をした。
『今思えば進路をちゃんと考えればよかったなと後悔している』
その後、軽く談笑して午後の授業を終え、祐介と少し話して学校から家に帰宅していた。
その時、中学時代の友達から一本の電話が来た。
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