子どもの頃にもやはり考えていました。記憶の継続がなければ輪廻転生でも過去の人格と現世の人格は断絶しているのであまり関係がないとは思っておりました。
それは今も変わりませんが、今の自分が現生での自分の体験や言動をすべて覚えているわけではないのにアイデンティティが継続していると思えるので、ひょっとしたらそう言った記憶とともに前世の記憶も深層意識レベルに沈んでいるのかなとも思います。
そして自分の死後、この世界が存在するのか? 観測者が消えればやはり確認しようがありません。それはあくまでも自分の想像の中にしか存在しないモノでしょうねえ。
作者からの返信
土岐さん
おお、やはり死後の世界のことをお考えでしたか!
確かに、今の自分だって昨日の自分と全く同じか、厳密に客観性を持って確認することはできませんよねえ🤔
人の細胞はおよそ4年で新しいものに入れ替わるそうですが、順次行われているので必ず繋がりがあるにしても、いずれ生まれたての自分とはまったく異なる細胞の集合体になる日が来るわけです。それでも継続しているアイデンティティとは何か?一体どこに宿っているのか?
遺伝子レベルで何かしらの記憶が収納されているとしたら、先祖伝来の記憶はもちろん、狭間に紛れ込んだ「過去に存在した誰かの記憶」が紛れ込んでいたっておかしくないし、それが実は前世の自分だったかもしれませんしね。
「昨日は学校から帰っておやつを食べてテレビを見て行きつけの飲み屋で一杯やって夕飯を食べてから宿題のことを思い出して、でも早く寝ろと言われたのでできませんでした。ごめんなさい」ということに、誰も気が付かないうちになっているかもしれない。
そう考えるとちょっと面白いですね♪
死後の世界はやはり、観測者自身がいなくなってしまうという問題を解決しない以上、永遠に謎のままですね!
死後の世界に答えがない、真実が誰にも分からないので宗教があるのかなって
思いはじめたハナスです。こんにちは♪
私事ですが、3歳の時に生まれた妹をまじまじと見て、「この赤ちゃんどこから来たのだろう?」をきっかけにずっと考えていたテーマです。
『自分が信じたい死後の世界を説く宗教』を求めるのだと、今、現在、納得している所です。
けれども「自分が死んだら世界は終わるか?」
この観点はなかったなぁ。幼児の頃からレベル高い。さすがこよみさん。
現存する空間ではなく、別の世界線もあるかもしれないですね。
あったらいいな。亡くなった人は違うステージに生きるとか……。
ゲームの世界のようだったらいいなぁと還暦近くなって願います。
最近ちょうど考えていたテーマだったので長々と失礼しました。
世界戦争は横(国と国)ではなく、縦(支配者と支配される者)で行われているのではないかと考えるデバネズミ。
作者からの返信
ハナスさん
おはようございます♪
宗教ってのは基本的に死後の世界に説明をつけるために生まれたんだろうなと私は思っていました。
3歳の時、妹ちゃんをお迎えした時から、ハナスさんの中でこのテーマに近いものが生まれたんですね。赤ちゃんがどこから来るのかは、大人になっても本当の意味でその答えがわからない、神秘に包まれた現象だと思います。
AIがブレイクスルーしたらその辺りにも説明がついちゃうのかしら? それはそれで味気ないような…(^^;
死後の世界、違う世界線に転生するけどあくまで記憶を失くした上でのことだったら、やっぱりそれは輪廻転生の範疇で説明できる現象になりそうですね。そこが前の世界と地続きかどうか、自分では認識できないわけで…
たまたま同じ世界線に転生できた人が、前世の記憶を持っているんじゃないかな、なーんて( *´艸`)
>世界戦争は横(国と国)ではなく、縦(支配者と支配される者)で行われているのではないか
ハナスさんのこちらのお考えはすごく核心を衝くものではないかと感じます。
中世頃の戦争は王の娯楽みたいなもので、王侯貴族は捕虜になっても好待遇で身代金を払えばOK、前線で犠牲になるのは集められた庶民だけ…という説明をされたりもしますが、現代の戦争も似たようなもので、国対国の構図を煽りながらその実、国民生活からはるか遠く離れたところで利益を得る者がいて、発端はいつでもそうした一部の既得権益者によるパワーゲームなのだと思います。
そういった例の象徴的なものとしてイラク戦争が知られていますが、部族対立による大規模虐殺で知られるルワンダ内戦も根本的な原因は欧州的価値観から持ち込まれた植民地支配のための分断政策によるものですし、歴史ある宗教問題と見做されがちなパレスチナ問題だって、本当は近代に入ってから持ち上がった欧米列強の国民国家主義や植民地主義を押し付けられた結果に過ぎません。
世界的に経済格差が開き続けていることによって、日々思考力を放棄し働かざるを得ない者と、不労収入を得てよからぬ企みに頭を働かせる余裕のある者が歴然とした階層性を作ってしまっていることが、世界平和を本当の意味で推し進める障害になっていると思います。
うわ~、秋の夜長にじっくりと考えてみたいテーマです。
私は子供の頃から現実とはかなり密接に生きてきたので、ほんとうに世界をあるがままに認識してます。
自分が死んでも世界は淡々と続いていくと思ってるし、
自分が死んだら自分は無になる、死後の世界などない、となんの疑問もなく思ってます。
だから私の人生観に宗教的なものってあまり入ってきません。
そういう私ですから宗教に熱狂するような人が怖くて。
「ああ、この人は自分とは別の生き物なのだな」と冷めた目で見てしまいます。
でもなぁ、私のこの世界観って淡々としすぎていて、面白みがないと言えばないんだなぁ(笑)
作者からの返信
ポンポコさん
このテーマに興味を持ってくださり、ありがとうございます♪
ポンポコさんは現実をありのまま受け止めて、特に疑問は感じてこなかったんですね!人類全体としては、どちらの方が多いんだろう。統計を取ってみたい気もします。ここでコメントくださる方だけでも本当にいろいろで、人間って面白いなあ。
死後の世界などないと割り切ってしまう感性、清々しい感じもするのですが、確かに淡々としているかも(笑)
つい最近、職場の方が「私は80歳くらいでスッと死ぬのがいい」と言っていて、あっさり具合に衝撃を受けましたが、彼女もポンポコさんと同じく、現実と密接に生きてきたタイプなのかもしれませんね。
価値観の違う人間を受け入れられない話、ご自身のエッセイでもされていましたもんね。
そんなポンポコさんでも、たとえばキリスト教の国に生まれていたら死後の復活などを信じることになったのか。やはり生まれ持った性質は変わらないのか…コメント頂いて、そんなことにも興味が湧きました^^
幼児こよみさん、ちいさな哲学者でいらっしゃったのですね (*ˊᗜˋ*)
「自分が死んだら世界は終わるか」問題については、恥ずかしながらあまり考えたことがないかもしれません (・ω・;
でも、生まれ変わりについては小学生の頃からよく考えていましたし、特定の宗教を信じているわけではないものの、いまでもときどき考えてしまいますね。
これも『火の鳥』の影響だと思うので、やはり手塚先生は偉大です……!
なお、転生したらチートも無双も要らないので、本が読めて小説が書けて小説家になれる人生がいいです。超人気小説家だとなおいいです……女神様 or 神様!(>▽<*)ww
作者からの返信
ハルさん
「転生したらチート無双なしのモブキャラだったので手慰みに小説書いてみたら大ヒットが止まらない件※サメも元気です」というタイトルで書籍化決定のやつですね!ハルさんが主役なら絶対サメも出てくるはず( *´艸`)
ハルさんは生まれ変わりについて考えていらしたんですね♪ やっぱり『火の鳥』の影響はスゴイですよね…! あれだけの哲学的な内容をエンタメに落とし込んだ手塚先生は、本当に偉大だと思います。
真相はどうあれ、死やその先について考えることは結局、「今」を生きるために必須なことのような気がしていて。
小よみ時代にあれこれ考えていたことが、今も考え方の根っこに生きているので、「三つ子の魂百まで」って本当だなあと、昔の人の知恵に改めて感じ入ります…!
こんなに面白い世界、私が死んだからといって簡単に終わっちゃ、勿体ないですよね(^^♪
同じような時期に同じようなことを考えていた仲間がいると知れて、親近感up!です。
(……そんなこと口外したら変に思われると、押し込めていた記憶を引きずり出されました。仲間がいたことを知れて、嬉しいです♪)
作者からの返信
結音さん
えええ!!同じような時期に同じようなことを!?
年月を経てインターネットの海を越えてお仲間に出会えるなんて…なんだか感動です!カクヨムってすごい✨
よしなきことをいろいろ書いてみるもんだなあヾ(≧▽≦)ノ
結音さんの親近感upをゲットできたなんて、光栄すぎてニヤニヤ笑いが止まりません( *´艸`)
>そんなこと口外したら変に思われる
わかります、わかります。年齢を重ねて向かうところ敵なしになった今の私ならもう何でも言えますが、そういうことを口に出しても理解してもらえなかったり、意図とは違う受け止められ方をした経験が積み重なって、段々と本当に思ったことこそ外に出さなくなったりして。
ピンと来てくださる方がこのエッセイを読んでくださって、とっても嬉しいです♪
教えていただき、ありがとうございます(*^^*)
……ありますにゃ~。うむ~、外側、内側の辺り、割と「お前は俺か」な状態(失礼)。
私は一時期、夢がホントの世界だと疑ってたことありましたにゃ。何日か連続で同じ世界の続き物を見るわけです。何が原因か分からないけど、外に出られない廃墟で仲間とサバイバルしてるとか、一番面白かったのは自分は手足の無い飛竜みたいなので、上下が無限に感じる明るい峡谷をひたすら飛び続ける生き物だった時。家族もいて、お話(言葉は記憶に無いけど)したり何の疑問も沸かずに「普通に目が覚めて、当然のように日々を過ごす」を何日か繰り返して……まぁ、今にして思えば、「そういう夢を何日も連続で見てた」の部分は記憶の混同(デジャブ的な?)かと思いますが。
こっちで目が覚めた時の違和感、「異世界に来ちまったのか……?」から「あ、夢かー」でも夜寝ると向こうで「あぁ、なぁんだ、やっぱあっちが夢かぁ、凄い凝った世界だったなぁ」……寝た気がしない(笑)みたいな時期がありまして。
こっちで目覚めてる間の感覚、怪しいもんだと思ってましたにゃ。
……って、うわ、意味不明な長文ごめんなさい!なんか全然違うのに勝手に嬉しくなっちゃった!
作者からの返信
ねこさん
なんとっっ俺がお前でお前が俺で!?(ぶつからないように気を付けなくちゃ!)
わああい、共感していただけて嬉しいです(≧▽≦)
ねこさんの場合は夢と現実の境が曖昧…というか、どっちが本当の自分かわからないという、リアル胡蝶の夢状態だったわけですね!
>外に出られない廃墟で仲間とサバイバル
おお、こんな内容の夢はちょっと大きくならないと理解できなさそうだから、わりと成長するまでその状態だったのかしらん。
「手足の無い飛竜」で私の脳裏に浮かぶのは犬ヅラのファルコンですw私は夢の中で空を飛んだ経験がないので、それ楽しそうで、めっちゃ羨ましいなあ…!
私も連続する夢を一度だけ自力で(?)見たことがあって、高校生の時だったのですが、魔女がいる学園に入学するお話だったのですよ。それはなんかリアルで、目が覚めてもちょっとの間はどっちが本当の自分かわからない感覚がありました。で、楽しかったのでもう一度!と願って寝たら、次の夜もその続きが見られたという(´ω`*)
この「本物の世界はどっちだ?」という感覚も、外側と内側の自分をそれぞれに認識しているからこそ湧くものかもしれませんねえ。間違いなく体感しているこの世界がリアルだ!と思っていたら、なかなかそうはならない気がする。
一定数、中身と外身が一致するまでに時間がかかる人間というのが、存在するのかもしれませんね。
思わぬお仲間発見で嬉しいです✨
意味不明な長文といえば、もはやこのエッセイ自体がそうなのでwまたいろんなお話聞かせてくださーい!ヾ(≧▽≦)ノ
編集済
幼児コヨミ様、すごく哲学的な事を考えていらっしゃいましたね。
死んだら自分はどうなるのか、何処へ行くのだろうというようなことは、子供の頃に考えた事はありましたが、「自分が死んだら世界は終わるか」、これは考えた事がありませんでした。まだ「世界」まで意識が及んでいなかったのだと思います。
それを思うと、小学校1~2年生にして、自分と世界の在り方に考えが及んでいらした事は素晴らしいと思います。
今考えるに、死んだら自分の「世界」は終わりますが、他の人の「世界」は在り続けるのではないでしょうか。
作者からの返信
めぐるさん
幼児と書いたけどよく考えたら小学生なので、サバ読み過ぎたかもしれません(∀`*ゞ)テヘ
めぐるさんも子供時代、死んだ後のことに思いを馳せていらっしゃったんですね!
「七つ前は神のうち」という言葉もあるように、まだ自分の人生を生きていると言い難い小さな子供にとって、「死」は「世界」を認識するよりも先に気になるテーマなのかもしれませんね。
私はとりわけ自意識過剰な子供だったので、「自分とは」みたいなことを延々考えることが多くて、他者との線引きをする必要から、早いうちに「世界」を認識せざるを得なかったのかもしれません。
今は自分が死んでも世界は続くということが理解できますが、当時は「自分」と同じ感覚を「他人」が有しているのか、自分との違いはなんなのか、確かめることもできずに悶々としていたように思います。
自分にとって自分の死は一回きりで重大なものだけれど、世界から見たらどうなのだろう?そんなことも考えていました。
あの頃が私の最も哲学的で尖っていた時期で、後は軟化の一途を辿ります…(。-∀-)
ご自身の経験を教えてくださって嬉しいです!ありがとうございます♪
小学校1~2年生の頃にそんなことまで考えておられたとは、凄まじいですね……!
私はだいたいその頃は、死んだら「真っ暗で誰もいない無の世界へ落ちる」とか「閻魔大王の前に引きずりだされる」とか主観的な妄想で手一杯で、世界のことを考えるキャパシティがなかったです……(^^;
『火の鳥』を幼少期から……トラウマになりそうな要素も多いあの作品を読んでおられたのにも敬服いたします。
作者からの返信
武江さん
いやいやいや、武江さんのその妄想も低学年にしては大分マニアックかつ、既に根源的な恐怖に迫り始めているかと!
実はコメント欄に、自分も同じようなことを考えていたと名乗りを上げてくださる方もいらして、カクヨム界の懐の深さにビックリしているところです。
リアルではまず話題に出すことのないこんな内容を、気軽に書いて語り合えるって、よく考えたらすごく貴重な場ですよね。
『火の鳥』は言われてみれば、残虐シーンも多いし容赦ない展開ばかりなのですが、それ以上にやはりお話が面白すぎて…!
一番怖いなあと思ったのは、復活編の、事故から回復したら目に見えるものが全て異様な形になっていた…というシーンかも。
こんなに好きなのに全て図書館で借りていたから持っていないんです。ああ、全巻集めないと。
敬服だなんてもったいないお言葉をありがとうございます!
武江さんの独自性に溢れたホラー作品を生み出す感性がどうやって育まれたのかも、気になるところです^^