第13話 法的な問題

 <法的な問題>


 中学校卒業後、行動範囲が広がり金銭のやり取りも増えていきます。騙されて被害者になったり、誤解されて加害者になったり、ここまで連載したトラブルよりも深刻な法的トラブルが起こったりするようになります。


 子どもは成長とともに、常識的なルールを理解し、そこから逸脱している人を避けるようになっていきます。発達障害の子はこのルールを理解することや人の悪意に警戒することも苦手だったりします。


 対応としては、「危険を避けるためのルールを学ぶ」ことになりますが、まず「危険」を具体的に説明(どのような誘いや状況が危険なのか、加害・被害のどちらのリスクもある事を具体的に説明)します。マニュアルも必要であれば作成(・契約書・料金の調べ方・疑われた際の答え方など)します。


 中学を卒業してから始めるよりも、小学生のうちに例えば家になにかの勧誘が来た際の答え方や家族がいない時の答え方などを練習しておくのも良いと思います。


 いわゆる「定型発達の子に近づけよう」ではなく、子どもの生活を基準に何を練習しておくかを考えていきましょう。

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