閉じる
表示設定
目次
第35話『異種の花』
意気地なしの強さを
貫くことを決意した熱帯夜
言葉の保管庫は自分ではなく
他人であることを覚え
ときどき、言葉が転げ落ちて
異種の花を咲かす
どこかで
突然変異
ときには より美しく
保管庫から転げ落ちてくる言葉の慎ましさ
声高に叫ばなくても
存在感はある
その言葉は自分ではなく
他人の心に保管されていたから
より洗練され
慎ましく輝いている
#詩
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます