第34話 詩『詩がうまれるとき』
言葉の種がいくつか生まれ
それぞれが育つ
その中で群を抜いた言葉の種が出てくる
自分を抑えられないほどの力を持っている
その力は、ある時は感動、ある時は悲しみ、また、ある時は憎しみ
おのおの力が限界を超えて心を打ち破ってくる
そして、初めて言葉が世の中に出る
言葉は少しだけ、種をばら撒いて残す
そこに詩人がやってきて、言葉を収穫し、また撒く
言葉の種は出番を待って、ウズウズしている
詩人は待つしかないが
その時間は詩人にとって貴重な時間
言葉が育ってくるのを待つ時間だ
言葉の種は出番を待って、ウズウズしているけれど
実は詩人もウズウズしている
おのおの力が限界を超えて心を打ち破ってくる
そして、初めて言葉が世の中に出る
その時が詩人にとっての至高な時だ
#詩
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます