第2話:幼児教育 ②

・応用

 実際のところ、子供たちがデジタル機器に触れることは親世代から考えるとかなり頻繁に触れることが出来るようになっており、デジタル機器が身近な存在であるは間違いないだろう。そのため、幼児期には“プレ・コミュニケーション”(就学前教育)を実践することが大事だろう。これは、こども園(幼稚園・幼稚部を含む)現在のスモールコミュニティ(小規模集団)から小学校というミドルコミュニティ(中規模集団)へと段階的に進んでいくことでこれまでよりも関わる人の数が増えていくことになる。しかし、初等教育からICT教育がスタートすることを考慮すると、幼児教育終了段階である程度のコミュニケーション、トラブル回避のためのスキルを身に付ける必要があると思う。


これらを定着させるためには子供たちにきちんとした対話力と個別相談力、自主性の高まりが必要になってくる。しかし、子供の発育環境においてはこれらの到達地点、習得段階に個人差が生じるため、一定レベルでの展開は時間を要する可能性もすくなくない。そのため、幼児教育下における習熟度別デジコミュニケーション(デジタル教材を使った画面上での対話)とライフコミュニケーション(日常会話など相手が目の前にいる状態での対話)を掛け合わせたスクーリングが必要になってくるように感じる。なぜなら、現在の子供たちのスマホ普及率が向上し、人とのコミュニケーションを取る機会が以前に比べるとかなり減っている印象がある。そして、全てにおいてデジタル化していくということは人と接触する機会が減ることから所作などの基本的な対峙力を十分に育てた上でデジタル教育をすることでデジタル世界と自分が生きている世界とできちんと区別できるようになる。


 そして、幼児期というのは最も脳が柔らかく、物事を習得させるには最適な時期である。その時期を利用して、就学前に習得としておくべき知識やルールなどをきちんと教えるためには現在の幼児教育課程を全て一貫教育として実施する必要があると思う。なぜなら、教育カリキュラムにおける相互協力が必要な教育指導課程が存在し、これらの問題をいずれか一方の教育課程および教育カリキュラムのみでは十分にカバーすることが出来ないだけでなく、段階的習得が必要になる項目や早期教育の導入による個別習得格差を少なくする意味でも現行の教育プランに加えて、個別選択が可能なカリキュラムの追加導入と個別選択の出来る学習環境の整備は子供たちの教育機会を平等に保つためにも急務だと私は思っている。

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