第11話 わからない、この気持ち
◇中野愛花side◇
最近、学校に行くと、伊藤君や未海が話してる...誰と?そう、早川君。
私がナンパから助けてもらったあの日からだんだんと気持ちが大きくなってきて、伊藤君が話してても何も感じないのに未海と話しているのを見ると心が気づいたような変な感じがするし、早川君と話していると何故か明様について話しているときのように胸が高鳴ってくるようになった。そんな中で、夏休みが始まろうとしている。
この気持ちは何?何でこんなに胸が高まるの?わからない、この気持ち。
そんな時、早川君が私の買えなかった明様のでる映画の舞台挨拶のチケットをくれた!こういうイベントは言ってみたかったけど今まで抽選が外れたり他の人たちが速すぎて買えなかったりで参加したことがないから、もうドキドキしてるよー!!!でもくれた本人の早川君がいけないなんて...
「あれ?なんで今早川君のことを考えてたんだろ...?」
それは小さく、自然と口から出ていた。
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第10話ぶりの登場です、どうも作者です。
さて、今回は最初番外編で「第10話+α」みたいな感じにしようと思っていたのですが、個人的にそういうのは何話と表示された時がわかりにくくなったりで作りたくないので、少ない文字数ですが第11話とさせていただきます。
もしまたこういう話を作るときは恐らく2話投稿になると思いますので、よろしくお願いいたします。
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