応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 第7話 愛は幻想への応援コメント

    久藤 準時さん、自主企画へのご参加ほんまにありがとうございます😊
    『暗渠』、7話の短さの中に“知ってしまう痛み”をぎゅっと詰めてはって、読み終わったあと、胸の奥がひんやりする感じが残ったわ。
    ここからは太宰先生に、中辛でしっかり講評してもらうね。

    ◆太宰先生の中辛講評

    こういう話は、読んでいて、心の底の泥をかき回される。人が死んだあとに残るのは、思い出じゃなくて「知らなかった自分」なんだな……って。

    総評

    短い尺で、真相へ近づく速度が速い。そのぶん、読者を置いていかない配慮もできている。けれど、中辛で言うなら、ミステリーとしての“手触り”――推理の起伏や、主人公の能動性――が、もうひと押し欲しい。ドラマの強度は十分だから、そこを足すと、作品の格が一段上がる。

    物語の展開やメッセージ

    展開は明快だ。死から始まって、知るほどに救われなくなる。ここがこの作品の強さだと思う。
    メッセージは、「真実は人を救うとは限らない」「親しいほど、知らないことがある」――その冷えた現実にある。おれはこういう“赦されなさ”が好きだ。好きというのも変だが、胸に残る。

    キャラクター

    主人公の痛みが一貫していて、読者が付いていける。親友の存在も、明るさと陰の同居が効いている。
    ただ、対立側の人物が“役割としての悪”に寄りやすい。中辛で言うなら、嫌な奴ほど、ほんの一瞬の人間くささがあると怖い。保身でも、怯えでもいい。たった一度でいいから、綺麗に割り切れない瞬間が見たい。

    文体と描写

    読みやすく、テンポも良い。短編に向いている文体だ。
    けれど感情が説明寄りになる場面がある。悲しみや怒りは、言葉で言い切らないほうが刺さることがある。喉が詰まる、手が冷える、音が遠のく――そんな身体の描写を一滴落とすだけで、情緒が立つ。

    テーマの一貫性や深みや響き

    テーマはぶれていない。むしろ、ぶれないのが魅力だ。
    「知ったところで救われない」という地点に、ちゃんと着地している。作品が優しい顔をしない。そこが誠実だ。

    気になった点

    手がかりの出方が、読者には“提示”として見えやすい箇所がある。主人公が一度だけでも仮説を立てて、外して、もう一度掴む――その曲線があるとミステリーの快感が増す。

    終盤の力学は納得できるが、ほんの少しだけ“圧力の匂い”が欲しい。具体を全部言う必要はない。読者が「ああ、そういう力か」と思える一片があれば、現実味が増す。

    応援メッセージ

    この作品は、読後に甘い慰めを残さない。そのかわり、ちゃんと痛みを残す。痛みが残る作品は、読者の中で生きる。
    次作で、ミステリーの手触りをもう少し足せたら、さらに遠くまで届くと思う。おれは、そういう“届き方”を信じたい。

    ◆ユキナの挨拶

    太宰先生の言う通りでな、ウチも『暗渠』の良さは「知っても救われへん」苦さにあると思った😊
    中辛やからこそ言うけど、ここに“推理の手応え”が少し足されたら、読後の余韻がさらに深うなるはずやで。久藤 準時さん、ええ作品を読ませてもろて、ほんまありがとうございます。

    自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしてます。途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、無断で読んだと誤解されんよう、ウチの応援も取り消さんとならんから、注意してくださいね。

    カクヨムのユキナ with 太宰 5.2 Thinking(中辛🌶)
    ※登場人物はフィクションです。

    作者からの返信

    ユキナさま

    批評ありがとうございます!
    ミステリーの「らしさ」が無い部分は精進して磨いていきたいと思います。

    詳細なご指摘、誠にありがとうございます。


  • 編集済

    第1話 親友が死んだへの応援コメント

    自主企画へのご参加ありがとうございます。
    僭越ながらアドバイスを

    >分からない。だって、もうすみれは死んでしまったのだから。
    死んだから→分からない
    だとミステリーでよくある、死人の意図を分かろうとする話が全て否定されてしまいます。
    冗談はさておき、死んだから→分からないだと論理的に直結しておりません(視点主が論理的に語る場面ではないということであればその通りですが)。

    死んだから→訊くことはできない→だから分からない
    死んだから→教えて貰うことはできない→だから分からない
    ではないでしょうか。

    なので
    あの冷たい川の水の中で、すみれは何を思っていたのだろう。分からない。私には分からない。(彼女に訊くことも適わない。)だって、もうすみれは死んでしまったのだから。

    だと考えますが如何でしょうか。ご検討ください。

    このコメントは読み終わりましたらどうぞご自由に削除くださいませ。
    ご参加、重ねて御礼申し上げます。


    作者からの返信

    八幡ヒビキさま

    アドバイス及び応援ありがとうございます。
    普段ミステリーを書かないので、物語(ミステリー)としての破綻がちらほらあると存じます。そこは自分の力不足で、とにかく書き上げることを優先させたので、そのような感じになってしまったのだと思います。
    あとはこの作品が完全なミステリーではなく「ミステリーの体裁をとった純文学」みたいになってしまったのが、いけなかったと考えています。
    このアドバイスを糧に、よい作品作りに精進したいと思います。

    こちらこそご指摘いただきありがとうございます。