概要
神崎心(かんざき こころ)は、クラスメイトで仲の良い男子、赤崎悟(あかさき さとる)の事を好きな他のクラスの戸倉美優に交際への協力を頼まれる。
しかし、協力をしているうちに心は気づいていなかった赤崎への恋心を自覚する。
引き受けてしまった橋渡しは、今さら断れない。
ましてや、この状況で赤崎に告白などできるはずもない。
鬱々とした気持ちを抱えながら、日々を過ごす心。
●
協力を頼まれてから一月後。
嫌な夢を見たような気がして、もやもやとした気分で登校した心は親友の香菜に「虫の知らせ」ではないかと言われた事を気にしていた。
すると。
始業前に美優が心のクラスに訪れ、虫の知らせはこれだったんだ、と心は根拠もなく確信する。
今日告白したいから
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!嗚呼、眩しいぐらいに!!
読了したので書きます。
何かを「好き」というのは、恋愛を抜きにしても難しい。それを晒すのは、とても勇気が必要なのです。
しかし、一歩。一歩を真っ直ぐに踏み出さなければ始まらない。遠回りしても、後悔しても。進まねばならないのです。
それをしっかり描写しているからこの作品はリアルです。心理描写が巧妙です。読んでいて昔の自分と重なるところがあり、懐かしさとその眩しさに元気をもらいました。
その中でも、すれ違いの描写は秀逸です。そして、そこからのどんでん返しと盛り上がり!!
ネタバレは出来ないので書けませんが、話数も短くて文字数も短いのですぐに読めてしまいます!!
何処までもまっすぐで、何処ま…続きを読む - ★★★ Excellent!!!恋のうえ、愛のとなり。
アオハルの距離、年ごろの無垢なこころが気をつかいあいながら
自分を知ってほしいけれど手が伸ばせない、胸がソワソワするほの切ない気持ち。
男女を問わず人どうしのこころを手さぐりする、愛に近くて恋の上の距離。
マクスウェルの仔猫さんの作品には
誰にでもは描き出せない特別なその甘酸っぱい気持ちが
爽やかに香るのです。
青春とそれを呼ぶ世代にも
アオハルと感じる世代にも
心につたえきり夢中にさせるのは
作者様の広く高い大人のこころがあるのだと
今日も、いち読み手はひたります。
…ああ、レモンイエローのハニー感が、甘酸っぱくてここちよい、きれい。
あの時の、そして今の
感じる人の時それぞ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!『好き』があふれて止まらない。大好きなお話です!!!
主人公の心ちゃんは友達から仲良い男子の赤崎くんとの恋の橋渡しを頼まれる。でも、途中で自分の中の恋心を自覚して……
心理描写が丁寧で心ちゃんの『好き』がダイレクトに伝わってくるお話です。まるで彼女の恋を一緒に体験しているようで胸にグッとくるものがあります。
好きだから好かれたい。
好きだから一緒にいたい。
好きだから失恋したら悲しい。
好きだから涙があふれて止まらない。
ほんとーに大好きだけど……今さら『好き』なんて言えるわけない。
同じような体験をしたことがある方もない方も、彼女の真っすぐな恋心を応援したくなるのではないでしょうか。
読んでいるとキュンキュンして恋がしたくなってきます…続きを読む