シュウシンとstand by you の解説  まだ見てない人は読んでからきてね

UNKNOWN

解説   この作品にある伏線やその他もろもろについて

こんにちはあるいはこんばんは。

UNKNOWNです。

この度は、自分の初めての小説シュウシンを読んでいただきありがとうございます。

読みにくいところや、言い回しがおかしいところもあったとおもいますが最後まで本当にありがとうございました。

さて今回は、シュウシンに敷かれた伏線解説や、

ハイライトみたいなやつを語っていきたいと思います。シュウシンを読んでない方はそちらを優先してください。






まずは多くの方が気づかれていると思います。


『各章の冒頭の文が

       最後のラストスパートに繋がる』


ということですね。

第一章の『カンカン』という音は裁判でのガベル(ハンマーみたいなやつ)


第二章の  ー瞼の向こう側で

        フラッシュのような光が当たるー

はマスコミのカメラのフラッシュを


第三章の  ー昨日の深夜、

     殺人の容疑で捜索されていた、、、ー

はテレビキャスターの説明を

(ここだけは都合上少し異なります)


第四章のー桜の花びらがどこまでも

     遠くに飛んでいくように、、、ー

はラストシーンのカスミがおばあちゃんになって懺悔しているところ


そしてキーワードでもある走馬灯の


つまりこの物語が始まった時から桜飛さくとの走馬灯が始まっていたのです。


最終章のリポーターの発言のところ

   『まるで寝ているような雰囲気です。』


唯一の親友と言ってもいい守を殺してしまった桜飛はあまりの後悔に現実逃避をしようとしてそれが走馬灯に近づいたのです。桜飛は見た目はあの3人の中で一番しっかりとしていますが、彼にも欠点がありました。

それは第二章の最後


僕は、人が怖かったんだ。

 始まりあるものには終わりがあるのだから。

 人を信じられなかった。

 人は愚かで醜い生き物だから。

 自分が嫌いだった。

 存在する意味がないから。

 自分が嫌いだった。親友さえも幸せにできないのだから。


ここから読み解けます。実はここにも自分のこめた

という意味もあるのですが、自分を隠していたということです。


打ち明けることもできない気持ち、それを溜めすぎてしまったからこんなことになったのでしょう。





さてお次は題名である『シュウシン』についてですね。


第三章の専門家が言ったこと覚えてますか。

『無期懲役はに分類されて、期限が決まってないものらしい。』


そして、記憶が飛んでしまう原因は寝ること。


ギャグみたくなってしまいますが、相対的終身刑とトリガーである就寝をかけてありました。

これに関しては特に深い意味はありません。




さあ最後です。

それは最後のシーン


目の前にある空き地の隅には半分くらいまで飲んであるラムネのビンが二つ並んでいた。


です。

これだけは第一章と対になってますね。

これはあとがきにも書いてある


仮面をかぶることでしか周りの友達の輪に入れないことや、どれだけ残酷なニュースがあっても、その被害者の方は忘れられてしまったり、最悪の場合そのニュースですら見られないこともあったりします。


という現社会の問題となるところがよくなるような未来を暗示てあるのです。


第一章の冒頭は『半分くらいまで飲んだラムネ」

が一本だけでした。それは桜飛の心の中の孤独を表してました。友達はいるのに隠さないといけなかった心の中を、誰にも打ち明けずにいたから、一本だけだったのです。


しかし最後は2本

つまり誰か1人でも心の支えになる人ができることで仮面を外せるような世界になっていくのではという気持ちを込めました。



ではstand by you の方にいきましょう。


これは完結にいきたいと思います。


まず主人公であるこの子実は『ぬいぐるみ』だったのです。この子がお腹の中にカスミを抱えているカスミのお母さんに買われる時に綺麗な袋に包まれたというシーンがあるため、犬とかではないですよね。そのぬいぐるみ(エリスとします)の思い出話です。


耳を噛む癖というところからもカスミの天然さがしれますね笑笑。カスミはエリスをとても大事にしてました。でも親から子が離れるようにいつか終わりはきます。カスミがエリスからどんどん離れていきました。天然で笑顔が絶えなかったカスミも2人の喧嘩には悩まされたことも分かりますね。


そして黒い服を着て泣いていた。これは守と桜飛の葬式を指していました。大学四年でもう卒業間近だったかもしれないのに襲った悲劇。それは想像するだけでも辛いことです。


そして旅立ちのとき、長くお世話になったエリスも耳などを噛みすぎてもうボロボロ。

カスミは苦渋の決断で捨てることにしたのです。


匂いのきつい場所とはごみ収集所のことを言っていました。


そして題名とも繋がります。

あなたのそばにいるという始まりから、

あなたのそばにいたかったとなるのです。






この先は閲覧注意とさせていただきます。

































実は自分は元自殺志願者でした。色々な辛いことが重なりすぎて、言いたいことを言えずに苦しかった時もありました。人の闇もたくさん見てきました。

それが重なり自分自身も信じれなくなり、消えたいと思いましたい。でもたった1人幼馴染の親友は違いました。(守のモデルです。とても面白い子で、優しすぎる子です)そんな自分に気付き何も言わずに隣にいてくれました。この1人が僕を救ってくれたのです。しかし今もどこかで1人で苦しんでいる人がいると思います。そんな人たちの心の支えができる、そんな世の中になって欲しいと願います。

最後になりますが、読みにくい初作品を最後まで見てくれて本当にありがとうございました。感謝感激です。もしまだわからない点がございましたら、遠慮なくお申しつけください。すぐに解説させていただきます。


それではここらへんでお暇させていただきます。


     またいつか、どこかで


       著 UNKNOWN




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