第1-11章:自然法者伊夏。

「倉伊!なんで先生に怒鳴るか!噂になったらどれだけみにくいの!」


「それが先生の悪いよ!あいつが伊夏の物を壊したの!なんで先生に怒鳴れないの!」


「先生の悪いだとしても、倉伊は先生に怒鳴るわけには行けないよ!先生だから!」


「先生ってなんだ!先生だから偉いの!先生だから法を犯せるの!」


「倉伊!いい加減にしろ、これ以上暴れたら、俺が小さい頃にどう生活を過ごすのを教えてやる!」


「‥‥‥‥‥‥」


「わかったらさっさとやるべきことにしろ!」


伊夏と同じ、二人は自分が何も悪くなくても、誰も二人の想いを理解してません。


「「子供だからって、大人に尊敬しなくては行けないか‥‥‥」」


二人がすごく不平だと思っている。


卒業当日に、伊夏と倉伊は学校に戻って答案用紙を取り戻す。


「伊夏、卒業しておめでとう!」

「ありがとう、倉伊も卒業しておめでとう!」


「ねぇ、伊夏、明日家に来る?」


「おぉ、いいんじゃん、久々に倉伊の家に行ってなかったんだ。」


休み時間で、二人がいつも通りに話してる。


「ところで、伊夏、私達は卒業試験で学年1位になったね。」


倉伊が手に持ってる6つの答案用紙にはすべて満点を書いてる。

その中の3つを伊夏にあげる。


「本当に意外だね、試験前に全く勉強しないのに。」


二人同時に笑ってしまった、この時間は二人だけのような、あんなにアットホームに見えるが、

二人はお互いの想いが知っている。


早くこの絶望な学校から離れたくてたまらない。




「それはもはや二日前のことだね。」伊夏は遥かの空を見て、そう言った。


「そうだね。」倉伊は伊夏に抱えられてる。


「今でも私たちの想いは間違ってないと思う、先生に無礼するのは、あいつがひどいことをするから、そうじゃないと私もそういう風に狂わない、誰だって同じだろう。」


「社会の圧力でいつも目上を尊敬すると言って、たとえ目上が悪いでも、怒ってはだめ。」


「けれど、そうしないと何が起こるか、誰も解釈してくれない。」


「さらに、加害者が(いわゆる先生のこと。)その後完全に悔いなしに、ごめんなさいって一言さえ言ってくれない。」と倉伊が言った。



「むしろ私と倉伊が昨日先生を謝りに行った。」



「まさか社会の期待を応じるから、人のことを冤罪えんざいするのか?」


「元々私は彼らを尊敬するけど、いつでも尊敬してるわけじゃない、同じ、たとえ私より年下っ子でも尊敬できるよ、年が老いるだけで、人の事蹟は突然に出てくるわけない、必ず努力をしたから達成できた。」


「年齢のいかんによらず、その人の事蹟は。」


「まさか人と話す前に年齢の証を見てからでないと話せないの?」


「そういえば、伊夏、あの時私に内緒にしたことは何?」


「これはなぁ」伊夏の手が倉伊の肩を掴んだ、本気な目付きで言った。



言葉を聞いた倉伊は少し驚いたが、その後倉伊もそう言った。


「伊夏、私達は一緒になろう!だって伊夏の夢は外の世界へ旅行するでしょう!」


「理由なんて要らない、好きだけでいい。」


「この世界の不平は、現在にも解釈できる理由がないでしょう。」





六年後。


普通に言えば、一般人はこの年頃に大学を行くはずだが。


高校を卒業した、これ以上進学したくない。


今の私は、もう立派な自然法者であった。


「最後にも、この方法で家を離れられるなぁ。」


家中には伊夏だけ起きてる。


机の上に一つの手紙が置いた。


伊夏は窓へ視線を向かう。


「青バラは今日も綺麗に咲いている。」


。」



手紙の内容。

君たちと一緒に居て楽しかった、私にとっては素敵な思い。

この時間は忘れない。

わざと隠す気ではないが、これが私の夢、これも私の人生。

こう隠しては、私が望むことではないが、一番いいやり方と思います。

私はもう自然法者であった。

いつか帰ってくるから。


不平な伊夏。



私は倉伊の家に来た、この時間で会うと約束した。


倉伊はもう外で待ってた。


「ごめん、遅くなったみたい。」


「いえ、私もでたばかりだけ。」


「「............」」


「伊夏。」倉伊が急に呼びかけて。


私は視線を彼女のところへ向かう


「伊夏、自然法者になっておめでとう、私はものすごく嬉しくて。」


「ほら見て、私も自然法者であったよ。」


倉伊が右手に着けてるバングルを私に見せる。

その中には翠の正方形宝石を嵌めてる、それが自然法者である証。


「倉伊......」


「伊夏。」倉伊が私の肩を掴んで


「私はものすごく伊夏と一緒に旅行したいけど、最初は同行しないほうがいいかなと思う。」


「今まで私達は二人で色な壁を越えてきたけど。」


「今回には、私達別々一人で難関を越えよう」


「それが、一番いい始まりだと思う。」

「時がくると、自然にまた会えるでしょう!」


倉伊が手を離す。


私達はきっと会えるから


その日まで、さようなら。


君は私の一番な友だちです。


「ありがとう、倉伊。」


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不平な伊夏 不破夢上 @yomajo1021

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