前のエピソード――1-05「死人（しびと）と妖（あやかし）の行く道は、未だ灰色の帳に包まれて」タイトル・あらすじ感想

【タイトル】

　私は対象読者です（ドンっ）。TSって面白いですよね。正統派な魔法少女にプラスをした作品でしょうか。バディがいるならより輝きそう。バディさえTSしてるかも。ステッキやら謎生物やらの指導者的立場マスコットも登場するでしょうし、悪の組織のキャラも気になる。と、魔法少女というジャンルそのものに付随するイメージが決して情報量の多いタイトルでなくても期待に繋がっています。色々思いを馳せてしまいますね。TS、というジャンルは主人公のキャラクター性にも多く依存します。男らしさから女々しくなっていく流れもあれば元々が中性的小動物的であったり。どこに重点を置くかで見せ場が変わってくるんですが、この作品のキャラクターがいったいどんな造形をしているか楽しみにしています。

【あらすじ】

　勧善懲悪のヒロイックストーリーから一般的な理由で「姿を隠す必要があるヒーロー」ではなく、「芸能プロダクションがかけた懸賞金によって正体を追われる正義の美少女ヒーロー」という構図。めちゃくちゃ面白そうじゃないですか。姿がばれてはいけないヒーローの姿というのは往々にしてありますが緊迫感が違う（笑）。ヒーローでいるためには市民に攻撃できないし市民を守らないといけない。男子高校生と変態サラリーマンは大衆の前で美少女然とするだけで、たぶんツッコミとボケにもなってるんですよね、おそらく。男子高校生の気苦労がすごいやつ。ものすごく楽しめそう。V2あたりの設定はわりとシリアスに出来ているので戦闘シーンもかなりボリュームが見込めそう。TS魔法少女としての要素を存分に発揮しようという魂胆が窺えるようなあらすじで、ばっちり期待してしまいました。舞台設計も申し分ないので、本文ではキャラの掛け合いを楽しみにしたいところです！

　以上でこのタイあら感想を〆ようと思います。

　本文でもよろしくお願いしますm(_ _)m