大荒賦(chatGPT訳)
大きな鼓と鐘は夏の祭礼に合わせて鳴り響き、舞う人々の足取りは軽やかに節に応じる。音は騒がしくも忽然として、南端の紫の宮門へと満ちていく。
華やかな天蓋は高く掲げられ、遥かを招く旗が翻る。北斗の杓が運行し、文昌の星は魁星を承ける。
皇極は連なり衡を立て、時の機を定めて天体を結び付ける。陽気は乾門に輝き、陰気は地の戸に従う。
鳳鳥に律暦を問い、五鳩に民の政を問う。典籍の崩れ去るを痛み、大聖の顕れる符を仰ぐ。六爻の占いに吉凶を見、貧しき者は困窮し、虎のように強き者は富む。世はこのように反覆し移ろうが、それを善悪と言い切れるのだろうか。
広い回廊は静まり、人影もない。独り残されても修補する意味はあるか。古の道を遡り、ただ徳の響きのみが朽ちぬことを知る。
風の城楼を仰ぎ、仙境の園は高く崇らかに聳える。華やかな日の光は垂れ、天門は高くそびえ開かれている。帝は私に深奥を告げ、再び幼子のように問うた。義は孔子に合し、理は文王に帰す。
広大な宇宙の生成を追い、玄遠なる造化を探る。五帝三王を超え並ぶものなく、卓絶して独り奇しく立つ。龜卜を試みて吉兆を得、神に問うて休祥を諮う。しかし卦兆に惑いを恐れ、蘭房に斎戒して忠心を養う。魂は神と交わり、夢にまた吉祥を診られる。
不死の境を過ぎ、羽人の住む丹丘に遊ぶ。しかし人の生は常に憂いに満ち、ただ逡巡して進めない。寿命が延びるとしても、何ゆえに身を苦しめ遠きを求めようか。私の心は揺らぎ、願いはあれど遂げる暇がない。
西方の極みに目を遊ばせても、大道は未だ伸び広がらない。しかし神霊のところでは大路は悠々と開け、私の求めるものを受け容れる。清く光り輝く明徳に出会い、ひとときの隙を願う。温かき風は陽の烈しさを孕み、赤水は沸き上がる。天は茫漠として色を失い、大地は裂け崩れる。
私の心は切々と感動し、思いは永く増して悲しみを深くする。嘆きの涙は雹となり、氷となって落ちる。王父は白首の翁となり、清らかで冷ややかな堂に坐す。独り塊然として連れもなく、私はあなたを友としたいと願い、深く拱手するのである。
本文
鍾鼓協於肆夏兮,步驟應乎采薺。聲啾鎗以儵忽兮,入南端之紫闈。
華蓋建杠,招遥樹旆。攝提運杓,文昌承魁。
建皇極以連衡兮,命辰機而結紐。陽幹曜於乾門兮,陰氣服於地戶。
考律曆於鳳鳥兮,問民事於五鳩。傷典墳之圮墜兮,關大聖之顯符。
覽六五之咎休兮,乃貧尼而富虎。嗣反覆其若茲兮,豈云行之臧否。
廊寂寥而無人兮,雖獨存兮付補? 追邃古之瑟遐跡兮、唯德音兮為不朽。
仰閬風之城樓兮,縣圃邈以隆崇。垂若華之景曜兮,天門閌以高驤。
帝告我以至赜兮,重訊我以童蒙。義混合於宣尼兮,理齊歸於文王。
越洪寧之蕩蕩兮,追玄漠之造化。跨五三其無偶兮,邈卓立而獨奇。
假龜筮以貞吉,問神諗以休祥。
懼蓍兆之有惑兮,退齊忠乎蘭房。魂營營與神遇兮,又診余以嘉夢。
過不死之靈域兮,仍羽人之丹丘。惟民生之毎毎兮,佇盤桓以躊躇。
日延年其可留兮,何勤遠以苦躬。紛吾情之駘蕩兮,嗟有願而弗遑。
雖遊目於西極兮,大道卷而未舒。仍皇靈之攸舒兮,爱稽余之所求。
懿淳燿之明德兮,願請閒於一偶。温風翕以陽烈兮,赤水汩以涌傅。
天儻芒其無色兮,地潰坼而裂崩。心慇懃以伊感兮,愵永思以增傷。帳?悵太息而攬涕兮,乃揮雹而淚冰。
王父皤焉白首兮,坐清零之爽堂。塊獨處而無疇兮,願揖子以為朋。
陳琳詩文素人訳 ほずみ @kamome398
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