君は何を恐れているの?
つらいだとか
苦しいだとか
誰かに助けてほしくて
心の底からナニカを叫ぶけれど
誰も気付いてくれやしない
誰も守ってくれやしない
自分は悪くないだとか
全部全部、周りのせいだとか
自分のことには目を向けないくせに
心の中でホントは気付いているくせに
誰も気付いてくれない
誰も守ってくれない
時には優しく話を聞いてくれる友達も
時には厳しく叱ってくれる友達も
時にはどうでもいいような話をして
時にはくだらないことで喧嘩するような
そんなムカつく友達だって
そんなイラつく友達だって
いなくなっちゃえば
…生きていても、楽しくないな
自分から嫌われに行ってでも
自分を助けてくれる大切な存在がほしかった
どんなに酷いことを言ってでも
自分に笑いかけてくれる存在がほしかった
そう、ワガママなんだって
ちゃんと分かってるよ?
昔は、いたよ
優しい友達
面白い友達
厳しい友達…
私は鬱陶しかった
めんどくさかったし
ウザかった
文句ばっか言って、傷つけていたんじゃないかな
私の勝手な気分で振り回して
ごめんね
もう、間に合わないかな
ホントは大好きだった友達のこと
諦めないと、かな
「だからそれがダメなんだっつーの!」
友達がいた時の
友達のダメだし
頭から離れない明るい声
自分から向き合わないから
いなくなってゆく友達
自分がチャレンジしてみたら
意図も簡単にいくことも、あるかもね
「今までごめん!」
そう言える勇気が出てきたら
次は笑顔で話せるようになっているかもしれない
だからそう信じて
がんばって声、かけてみるよ!
自分で失った友達
自分で仲直りしたいから!
おしまい
生きてる、それだけでいい。 夢色ガラス @yume_t
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます