今まで読んで来た戦国時代の小説は戦国時代が激化してからや、戦国時代末期からの成り上がりばかりでしたが、この小説はその戦国時代に突入する少し前が時代として選ばれており、新鮮に楽しむことが出来ました。作者の深い知識も魅力を引き上げています。
タイトル通り、おなじみの戦国武将の親世代の話なので新鮮に感じました。主人公も生存が目的なので野心的ではなく、戦争も実際の戦闘に至らなかったり敗者の命までは取らなかったりするのがいい感じです。(そ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(196文字)
謙信の前の時代の話ということもあり、知らないことが多く、読んでたら信長の野望やりたくなってきました
転生歴史IFモノとして、長尾晴景を主人公に据えた選択がお見事。とりあえず、有名な上杉謙信と親子ほども年の離れた兄、晴景を軸に据えて、しかも上杉謙信が表舞台に立つ前に大活躍させるという設定は目から…続きを読む
もっと見る