第859話 えびえびしすたーず「バナナ」
「我が妹よ。お姉ちゃんは、お嬢様学校の園芸部長として、今年はお嬢様学校でバナナを植えたいと思う」
「お姉ちゃん。バナナを自称お嬢様学校の園芸部長としてかってに植えるのは、いろいろ突っ込まないでおくとして、お嬢様学校の校庭に植えても冬の寒さとかで育つの?」
「我が妹よ。もちろんバナナをお嬢様学校の校庭にそのまま植えても育たないけど、ちゃんと温室を用意すれば育つはずよ」
「お姉ちゃん。その温室をお嬢様学校の校庭に用意するとして、誰がお金を払うの?」
「我が妹よ。お姉ちゃんは、生徒会長に土下座せず自力でお嬢様学校の校庭に温室を建てようと思う」
「お姉ちゃん。温室って高そうだけど、お姉ちゃんの経済力で建てられるの?」
「我が妹よ。お姉ちゃんの経済力に見合った温室を建てるから大丈夫よ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます