台風
非常に発達した大型で猛烈な台風が日本列島に接近中です……という文言を、この二日間で何度目にしたことだろうか。非常に強い勢力、とか強い勢力、という形容詞での表現はままあるが、「猛烈」と評される機会は少ない。しかも今回の14号は風だけでなく雨量もかなり多いらしい。安全第一、防災減災の心構えを持たねばと気が引き締まる。
それにしても思い返せば台風に対し、幼少期はそこまで災害とか危険性とかの感覚を抱いていなかったようだ。むしろ早く帰れるとか、学校が休校で嬉しいとか、雨戸を全部閉め切って停電もして真っ暗な中で蝋燭灯して過ごす、という非日常感がやたら楽しかった。親からすると傍迷惑な話には違いないだろう。何せ危険察知能力という本能の欠如、万が一にも避難するとなればその分私により目を光らせねばならぬのだ。大人になった今となっては、流石にそうやって楽しむという感覚はない。まずは安全確保から、の精神だ。
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