メール
「お疲れ様でございます」。普段なら決して使わない敬語である。会社員になり働き始める中で、時間・金銭感覚・責任などあらゆる面で学生との違いを、多くの人が感じるだろう。無論私もその一人である。その中で最も直接的で身近な違いといえば、言葉だ。先輩、上司など立場が上の人に使う言葉は何も問題ない、が、メールの文面というものはかなり気を使う。冒頭の「お疲れ様でございます」もそれにあたる。どうやら調べたところビジネス敬語のひとつで、「お疲れ様です」の丁寧版とのことだ。窮屈な気がするのが正直なところである。
そもそもメールに慣れていないのもあるだろう。学生時代、研究室活動のために教員とメールでやりとりし、他の学生にメールで連絡したこともある。だが今は立場が違う。無礼を働かぬよう最大限に気を使いつつ、さりながら内容は端的に伝えねばならない。こちらの都合で何かを頼むとなれば尚更である。これも所謂洗礼というものだろう。
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